新たな仲間 ページ26
「ん…？」
私は瞼を動かす
あれ…私何してたんだっけ…？
「おい！」
ベッドに多い被さるようにして私の顔をのぞき込むのはリヴァイさんだ…
「リヴァイさん…。どうしたんですか？そんなびっくりして…」
「当たり前だろ、丸３ヶ月寝てたんだから。」
「えぇー？そんなに？？壁外調査は…どうなったんだっけ……。」
「捕獲の成功はした……。日本人は……雷に打たれて消えちまってな。元の世界に戻ったのかもわからねぇ。」
「そっかぁ‥。じゃあ、捕まえたけど、彼が何故巨人になったのかも、何故ここを襲うのかもわからなかったんだね。」
「俺が一番知りたかったのは何故お前を狙ったのかだけどな。」
私のおでこをつついた。
「…ペトラ達が心配してる。今…呼んでこよう。」
そう言うとリヴァイさんは部屋を出た。
私は体をまだ起こせない。激痛が走る。
「…安静だね。」
窓の外にいる鳥が私を見ている気がした。
ドカドカと足音が聞こえる
「ちょっ！！あんたが何で一番先頭なのよ！！！」
「てかてんめ…新人なら新人らしく一番後ろだろおがっっ！！！」
「一番心配してる人が一番前って決まってるんすよ！」
「それじゃぁ私が一番前でしょうがぁ！！！」
なんて賑やか……ww
バァァァン！！！
「え！？」
「……！！！」
ペトラがドアを開けて突っ込んできた。
「ちょ！！何々！？」
私が青ざめてると
ペトラが抱きついてきた。
続いてミカサも。
アルミンは泣いてて…
私のベッドに腰を下ろしたリヴァイさんが困ったように口を開いた。
「……変な奴が１人入ってきてな。」
ジャンとエレンに絞められてる子
「ファーラン！」
ビックリだ…。しかも、初っぱなリヴァイ班に抜擢らしく。。
「待ってろって言ったのに壁外行くからこんな事になったんですよAさん。」
「ちっ……名前も顔も全てにおいてムカつく奴だ。Aにそれ以上近づくな。」
「焼き餅…ですね。名前も顔もって酷いっすよ。」
壁にもたれるハンジさん。
「なぁんか。あの三人懐かしい気がするなぁ…ね、エルヴィン。」
「あぁ。そうだな。」
「これからあの三人が活躍するかなぁ。」
「リヴァイがファーランにたった一度の壁外調査で背中を預けたんだ。リヴァイに次ぐ化け物になるかもな。」
私とリヴァイさん、ファーランはふと窓の外に目を移した。
見守ってたようにそこにいた鳥は羽ばたいていった。
調査兵団の壁外調査はまだまだ続く。
ーendー
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―昴→(プロフ) - キャンディさん有り難うございます！懲りずに読んでいただけると嬉しいです！完結が見えないのが辛いとこですが…。 (2017年5月18日 17時) (
レス) id: 9fe83ffb92 (このIDを非表示/違反報告)
キャンディ - す、すごく面白かったです！ ま、また続き読みたいです！ 楽しみにまってます！ (2017年5月17日 23時) (レス) id: 925a16df80 (このIDを非表示/違反報告)
―昴→(プロフ) - xさんありがとうございます！一話目からぶっ込んだのは気まぐれです。笑だんだん忙しくなってリヴァイとも会えなくなるので、２人の時はなるべく濃い絡みを入れようと思ってます！ (2017年5月17日 11時) (レス) id: 9fe83ffb92 (このIDを非表示/違反報告)
x(プロフ) - なにこれ面白いｗｗw兵長ぶっとんでるけどそのギャップがたまらん。。6年ぶりに占ツクに遊びに来ましたがさっそく神作を見つけてしまいました。。 (2017年5月16日 22時) (レス) id: 8f324339dd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：すばる | 作成日時：2017年5月16日 20時
