捕獲成功 ページ25
★★
森を抜け
エルヴィンの立つ木に俺も着地した。
続いてAがペトラ達と…
Aの様子が……
俺が向かう前に既にエルヴィンがとんでいた。
ちっ……
Aが意識を失って宙を舞いそうになったところをエルヴィンに抱き抱えられた。
ハンジの指示で
爆音とともに特定目標拘束兵器からワイヤーが飛び出ると
拓真は捕らえられた。
「やっとだね、拓真…。Aを狙って出てくると思った私達の勘は当たったようだ。」
ハンジが近づく。
「中身を取り出してからゆっくり喋ろうか。大丈夫、痛くしないよ。」
ハンジの目つきが鋭くなり巨人のうなじに刃を刺した。
「あれ?痛かった?あら、ごめん。腕切れちゃったね。」
動くことの出来ない巨人から 拓真は取り出され、がっちりと固定をされ運ばれた。
次の日、俺は朝から救護室に足を運んだ。
ペトラが付ききりの看病している。
「エルヴィン。まだ目は覚まさねぇのか。」
「…あぁ…」
「Aは、本当に大丈夫なんですか!?」
ハンジが医師の胸ぐら掴んで揺さぶっている
「お、落ち着いてください!…腰の骨を痛めてまして。その激痛に耐えられなくて昨日失神したのかと思いますが。まだ目を覚まさないのは気になりますね」
「…やっぱり…Aさんを連れてくのは…早かったのでは…?」
ペトラの口が開いた。
「……。」
エルヴィンは口を開かない
「……Aを狙って出てくると思ったって昨日ハンジ分隊長…初めから…Aを囮にする作戦だったんですか?」
グンタは言う
ハンジは手をおろした。いや、力が抜けたのか。
「それを兵長は…了解したんですか……!?」
ペトラの声が震えている。
「リヴァイ兵長…?何とか…言ってください…!!」
「そうだ。」
ペトラの目に涙が溢れていた。
「それ、マジですか?」
救護室の前にエレン達が立っている
キレてるな。
「A…嬉しそうに言ってたんです…壁外調査に行けるって…それがまさか…こんな……」
「落ち着け。あの男を捕まえないと…これからも狙われ続けるのはAだ。それに人間の皮を被ってる。もし壁内で巨人化されでもしたらどうする?外に連れて行かれたらどうする?準備もできてねぇ時に壁内で奴に動かれたら向かったところで俺たちは犬死にだ。そんだったら、万全な態勢で囮にした方が助かる確率はある。今だって…生きている…。」
俺は目を覚まさないAの頬を撫でた。
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―昴→(プロフ) - キャンディさん有り難うございます!懲りずに読んでいただけると嬉しいです!完結が見えないのが辛いとこですが…。 (2017年5月18日 17時) (レス) id: 9fe83ffb92 (このIDを非表示/違反報告)
キャンディ - す、すごく面白かったです! ま、また続き読みたいです! 楽しみにまってます! (2017年5月17日 23時) (レス) id: 925a16df80 (このIDを非表示/違反報告)
―昴→(プロフ) - xさんありがとうございます!一話目からぶっ込んだのは気まぐれです。笑だんだん忙しくなってリヴァイとも会えなくなるので、2人の時はなるべく濃い絡みを入れようと思ってます! (2017年5月17日 11時) (レス) id: 9fe83ffb92 (このIDを非表示/違反報告)
x(プロフ) - なにこれ面白いwww兵長ぶっとんでるけどそのギャップがたまらん。。6年ぶりに占ツクに遊びに来ましたがさっそく神作を見つけてしまいました。。 (2017年5月16日 22時) (レス) id: 8f324339dd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:すばる | 作成日時:2017年5月16日 20時