検索窓
今日:2 hit、昨日:3 hit、合計:50,053 hit

壁外調査鵺 ページ24

「エレン、お前はもし巨人がAに近すぎると感じたら足止めをしろ。無茶はするな。奴にお前の技術は効かない。なるべく近付きすぎるなよ。」

「はっ!!!」

エレンは私とリヴァイさんから離れた。

巨人は木々をなぎ倒しながら向かってくる
私はリヴァイさんの後ろをくっついてとんだ。

「おい、平気か?」
「……ッ」

ついて行くのがやっとで返事が出来ない。

巨人の後ろからリヴァイ班が追いかけてきた。

「…やっときたか。」

「す、すみません!失敗しました…!」

グンタさんが悔しそうに言う


「お前等が生きてりゃそれでいい。それより、Aが疲れてきている、コイツの狙いはAだ。Aが少しでも精神切らせば捕まる。巨人の足止めをしろ。」

「はっ!!!」

エルドさんとグンタさんがグリップに刃を付け巨人へ向かった。
一足先にエレンも巨人に向かっていて巨人の周りには三人になった。

「ペトラ、オルオは俺について来い。Aの背中を支えてやれ!」

「はっ!!!」

ものすごいスピードで森の外を目指す私達
ワイヤーに引っ張られる度に腰が砕けそうになる


そこにペトラとオルオが腰に負担かけないように支えてくれた。


こんな事…タイミング合わせて出来るもんじゃない…やっぱりすごい…リヴァイ班…!!

グンタさんたちのお陰で巨人から大分距離が出来た

「安心してんじゃないわよ!壁内に戻るまでは闘いは続いてる!」

ペトラは私の腰を支えては飛ばしてくれた

オルオも私の耳元で踏ん張る声が少し気持ち悪いけど必死に押してくれた。

「見えてきたぞ!あそこまで行ければ俺たちの役割はひとまず終わる、いいな!気を抜くなよ!」

「「はっ!!」」
こんな辛い場面はない。ペトラ達はかっこいい返事してるのに、私ときたら返事が出来ない。。意識を手放しそうだ。


私達は森を抜けた
グンタさんとエルドさんも私達が抜けるのを確認すると巨人に背を向けてスピードを上げた



初めて後ろを振り向くと

ハンジさんの班が隠れて待機していた

カチッ……
アンカーを戻すと同時に視界が真っ白になっていった。









捕獲成功→←壁外調査



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 8.7/10 (54 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
64人がお気に入り
設定タグ:進撃の巨人 , リヴァイ , エレン   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

―昴→(プロフ) - キャンディさん有り難うございます!懲りずに読んでいただけると嬉しいです!完結が見えないのが辛いとこですが…。 (2017年5月18日 17時) (レス) id: 9fe83ffb92 (このIDを非表示/違反報告)
キャンディ - す、すごく面白かったです! ま、また続き読みたいです! 楽しみにまってます!  (2017年5月17日 23時) (レス) id: 925a16df80 (このIDを非表示/違反報告)
―昴→(プロフ) - xさんありがとうございます!一話目からぶっ込んだのは気まぐれです。笑だんだん忙しくなってリヴァイとも会えなくなるので、2人の時はなるべく濃い絡みを入れようと思ってます! (2017年5月17日 11時) (レス) id: 9fe83ffb92 (このIDを非表示/違反報告)
x(プロフ) - なにこれ面白いwww兵長ぶっとんでるけどそのギャップがたまらん。。6年ぶりに占ツクに遊びに来ましたがさっそく神作を見つけてしまいました。。 (2017年5月16日 22時) (レス) id: 8f324339dd (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:すばる | 作成日時:2017年5月16日 20時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。