ライバル ページ16
私が報告書をまとめ終わる頃には
リヴァイさんは寝ていた。
「寝るなら部屋戻ってもよかったのに…。」
私のベッドで眠ってるリヴァイさん。
ちゃんと私が寝れるように端で寝てる
…寝顔見るなんてレアだ…!!
今まででも数回しか見てない。
目に焼き付けよう…！
「ん…。」
色っぽい声出して
寝返りうつのもレアだ…。
「イザベル……」
寝言はもっとレアーーー
「…え…？」
すぅーっと寝息をたててる
「イザベルって……あ……」
『イザベルは もし自分に好きな人ができたら この壁の上から朝焼けを見たいと言っていた』
あの寂しそうな顔
せっかく忘れかけてたのに。
こんな形で思い出させるなんて…。
隣で寝る気にもならなくなって。
報告書を書きながら寝落ちしたことにしようかな。
私は机に突っ伏した。
イザベル…もう１人…誰だっけ…。
私はそのまま眠ってしまった。
「A、A！起こしに来て正解だったな。飯行こうぜ！」
目が覚めると私はベッドに寝ていて、エレン達が居た。
いつもの朝…
だけど
目覚めが悪い…。
「…A？どうしたんだよ、具合でも悪いのか？」
「あ…うんん、大丈夫。行こう！」
食堂でみんなでご飯食べてると
リヴァイさんがこちらへ歩いてきた。
「お、おい、誰か何かしたんじゃねぇの…？サシャ…てめぇまた肉でも盗んだんだろ…」
「そ…そんな事しませんよｯｯ……！ただ、少し芋を…」
「してんじゃねぇかｯ!!」
「…今日の訓練はなしだ。自由に遊んでろ。」
「え！マジ？よっしゃ！エレン、トロスト区行こうぜ！」
「あ、あぁ。いいけどよ…。兵長、何で急に休みになったんですか？」
「理由はない。本当は昨日休みにする予定だったんだがな。」
チラッと私を見た。
「あ…ジャン、エレン！私も行くー！」
慌てて話に割り込む
「はぁ？Aは来んな！」
「行くってば！」
「……。」
リヴァイさんは歩いていってしまった
「……リヴァイさんが悪いんだ…。」
ーートロスト区ーー
「で…どいつだよ…。」
「えーと、あ！あいつ！前髪が真ん中に寄ってる奴」
「へぇ…。ま、俺のがイケメンだな。な、A。」
「うーん、そうだねぇ。」←話聞いてない
「ほらみろ！あんなのたいしたことねぇよ。行こうぜ」
シュンーーーー！！！
「んなっ！！！？」
「Aさん。」
「ふ…ファーラン…！？いつの間に…」
ファーランはエレンとジャンを睨むように見た。
・
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―昴→(プロフ) - キャンディさん有り難うございます！懲りずに読んでいただけると嬉しいです！完結が見えないのが辛いとこですが…。 (2017年5月18日 17時) (
レス) id: 9fe83ffb92 (このIDを非表示/違反報告)
キャンディ - す、すごく面白かったです！ ま、また続き読みたいです！ 楽しみにまってます！ (2017年5月17日 23時) (レス) id: 925a16df80 (このIDを非表示/違反報告)
―昴→(プロフ) - xさんありがとうございます！一話目からぶっ込んだのは気まぐれです。笑だんだん忙しくなってリヴァイとも会えなくなるので、２人の時はなるべく濃い絡みを入れようと思ってます！ (2017年5月17日 11時) (レス) id: 9fe83ffb92 (このIDを非表示/違反報告)
x(プロフ) - なにこれ面白いｗｗw兵長ぶっとんでるけどそのギャップがたまらん。。6年ぶりに占ツクに遊びに来ましたがさっそく神作を見つけてしまいました。。 (2017年5月16日 22時) (レス) id: 8f324339dd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：すばる | 作成日時：2017年5月16日 20時
