一緒にいたい ページ15
「んっだよ！あの訓練兵!!A！あんな奴の相手にするなよ!?」
「でも、なんか凄く嬉しい！ファーラン…かぁ。」
私は頬杖突いた…。
「ま、まさかAさん…恋しちゃったの‥!?」
アルミンが目をぱちくりさせた。
「ちっ！！違うから！ただ…。」
どっかで聞いたことあるような…
気のせいかなぁ…。
「訓練はじめよ！」
ちらっと訓練所に目を向けると
ファーランはこちらを見ていた。
やばっ…。ダメダメ、何考えてんだ私は。
その日の訓練は何も考えないようにした。
ー夜の食堂ー
「はぁぁ！？訓練兵のくせに生意気すぎやしねぇか！？おいエレン、今度見つけたらどいつか教えろよ！」
「去年まで僕たちだって訓練兵だったじゃない…。」
「俺たちはもう立派な調査兵だからな！」
ジャンもエレンもファーランに対して凄い敵対を持ってしまった。
ご飯が余り喉を通らない。
「食欲ないの？ちゃんと食べて。」
ミカサは私にパンを差し出す
「し…食欲無いんですか…？ならそのパン…私がもらっても良いですか…？」
涎を拭きながらサシャが現れた。
「うん…いいよ」
私がそう言うと すかさずミカサは食器をサシャの口に突っ込んだ。
「…これ食べてて良いから。」
「は…はひ…ってこれ、食べれないですよ！」
私はパンを頬張ると
「あああ…パンがぁぁ…」
サシャが泣いている
「じゃあ一切れあげる。」
パンをちぎりサシャにあげた。
「はぁ…美味しい…」
幸せそうに食べるサシャを見たら何かスッキリした。
部屋に戻って巨人の生態の勉強してると
ドアが開いた。
「リヴァイさん、ノックしてください。」
「…報告書だ。」
「えっ！？昨日渡されないからないと思ってたのに…」
「昨日は渡し忘れただけだ。」
私が机を片づけると、リヴァイさんは机に報告書を置いた。
「コーヒー入れますね。報告書の前に一息つきたいから…。」
「いや、俺はもう行く」
「…こんな遅くに何か予定でもあるんですか？」
「なんだ、どうした。」
「行かないでください…。」
私の言葉に少し戸惑いを見せた。
私からこんなこと…言ったことないもんね…。
でも、もう少し…ここにいて欲しい
リヴァイさんは何も言わず机に腰掛けた。
私はリヴァイさんにコーヒーを差し出して
報告書と向き合った。
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―昴→(プロフ) - キャンディさん有り難うございます！懲りずに読んでいただけると嬉しいです！完結が見えないのが辛いとこですが…。 (2017年5月18日 17時) (
レス) id: 9fe83ffb92 (このIDを非表示/違反報告)
キャンディ - す、すごく面白かったです！ ま、また続き読みたいです！ 楽しみにまってます！ (2017年5月17日 23時) (レス) id: 925a16df80 (このIDを非表示/違反報告)
―昴→(プロフ) - xさんありがとうございます！一話目からぶっ込んだのは気まぐれです。笑だんだん忙しくなってリヴァイとも会えなくなるので、２人の時はなるべく濃い絡みを入れようと思ってます！ (2017年5月17日 11時) (レス) id: 9fe83ffb92 (このIDを非表示/違反報告)
x(プロフ) - なにこれ面白いｗｗw兵長ぶっとんでるけどそのギャップがたまらん。。6年ぶりに占ツクに遊びに来ましたがさっそく神作を見つけてしまいました。。 (2017年5月16日 22時) (レス) id: 8f324339dd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：すばる | 作成日時：2017年5月16日 20時
