印 ページ7
「A…A。」
「んん…リヴァイ…さん…?」
私は目を擦って身体を起こした
リヴァイさんは隣で肘を立て寝転がりながら私を舐めるように見る。
「いい眺めだな」
「へ……?」
……んなっ!!
布団を首まで持ち上げる
「何ですかこれ…?」
私はもう叫ぶこともできなかった
「悪く思うな。血の付いた服で寝かせるわけにはいかねぇからな」
「あ…そうだ…鼻血出して汚れちゃったんだ…」
「あぁ。ついでに俺の服もな」
「ご…ごめんなさい…」
「許してやるよ。お前の生肌触れたから。」
「あ、有難うござ…えっ!どこ触ったんですか!?」
「安心しろ。ちぃせぇ胸には興味ない」
「うぅッッ!!…リヴァイさん…もう嫌い……」
「あぁそうかよ。」
恥ずかしいのと悔しいのが入り混じって
半ベソの私の頬をリヴァイさんが撫でる
「やだっ…」
プイッとそっぽを向いてやる
「躾が必要らしいな」
「必要ないッッ!!」
「……言ったはずだ。Aは俺のモンだと」
「だからって苛めていい訳じゃないもん!」
「……悪かった、やり過ぎた。」
えっ…
リヴァイさんが…素直だと…?
「ひゃ!」
私は一瞬のうちにベッドの上に倒されてしまった。
「…なんて言うと思ったか 馬鹿め」
「まっ、、待ってくださいッッ!!これは非常にまずいです…ッッ!!」
胸の少し上辺りにリヴァイさんは唇を落とした
「ッあ…ちょ…」
「おっと 動くんじゃねえ。綺麗につかねぇだろうが。」
「ッッ!!」
ピリッと痛みを感じた。
人類最弱の私は人類最強の男に紅い印を付けられてしまった…。
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作者名:すばる | 作成日時:2017年5月10日 11時