ここは私の居場所ではない。2nd (ページ48)

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訓練班ページ48

部屋へ戻ると

リヴァイさんとエレン、アルミンが立ってた。

「エレン、アルミン!!」
掛けより２人を抱きしめた

「ちょ…Aさん…!!く、苦しいからっ!!」

エレンが真っ赤になってる

「兵長から真っ黒いオーラが見えるから…!!」
アルミンもとっさに言う

「いいもん！２人の顔見たら…もう…止まらない…!!心配だったの…２人の顔みないと全然安心できない…!!」

口がどんどん滑る

エレンは私の頭をポンポンと叩いた

「今回のことは、俺が悪かったんだ。Aさんを怪我させたのも、アルミンを怪我させたのも…。もう、自分の欲求は捨てる。俺は与えられた義務を全うする。」

アルミンも私の頭をヨシヨシしてくれて。

「僕も、もっと門から離れた場所で訓練すればよかったって…。本当にごめんなさい…なんか、うまくいかないな…僕は謝ってばっかりだ……」

アルミンは悔しそうに言った。

「私、もう限界を超えるような訓練はしない…。弱いから…。守られてばかりで、皆の役に立てないから…。せめて、困らせないないようにする……！だから…」

エレンとアルミンは顔を見合わせた。

アルミンは顔を緩めて

「じゃあAさん、足が完治したらまた訓練の続きをしよう……。」

と言った。

「うん…！お願いします…っ

アルミン、頭の怪我は…」

「飛ばされたときに擦っちゃって…。手で守ったんだけどね、風圧の勢いで守りきれなかったんだ。瓦礫の隙間に挟まってただけだから、他はたいしたことないよ。」

「良かった…、あの時は本当にもう駄目かと思った…。」

「僕って無駄に運がいいから…」

「無駄にとか言わないで！これからも運良くなきゃ困る…。」

ちらっとエレンの顔を見る
「エレン…。」

「あ、はい！」
「……あんなボコボコに腫れ上がってたのに…。」

私はエレンの顔をペタペタ触る

「ちょっ…!!わｯ!!!」
顔を真っ赤にしたエレンが一歩後退りすると後ろに転けた

リヴァイさんとエレンが睨み合う。
と言うか、睨んでるのはリヴァイさんだけだけど…

「…足掛けましたよね？」
「何言ってる。お前が勝手に俺の足に躓いたんだろうが。」

無言の睨み合いが始まった

その時
エルヴィンはずっと一枚の紙を眺め
机に向かっていた。

悩んだ末
書類にペンを走らせる

特別訓練班

A

エレン・イェーガー

アルミン・アルレルト

「責任者は…リヴァイ兵士長…っと。」

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