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「兵長!見つけました!!壁の瓦礫の隙間で倒れていました!」


グンタさんの腕の中には気を失ってるアルミンが居た。

私はリヴァイさんの腕の中から飛び出そうとしたが
直ぐに制止された。

「おい。お前も足を引きずったお陰で血が出てるだろ。アルミンは大事に至ってないはずだ。じっとしていろ。」

トロスト区からエレンが飛んできた。

それを見るとリヴァイさんは私から離れた。

着地したエレンは私とアルミンを見て

「Aさん…その足…アルミン…!?な、何で…」

「おいエレン。これはどういう事だ。なぜこいつらを置いて一人で向かっていった。俺やグンタがいなかったら、こいつは巨人に食われてたんだぞ。」

やっと自分のしたことに気づいたエレンは膝を付いた

「俺はエレン、お前にコイツのお守りを頼んだはずだ。動けないこいつを置いててめぇは何していた。」

「す…すみません…大型巨人を見たら…頭から皆…吹っ飛んで……」

「そうか、自分の欲求のためならコイツは死んでもいいんだな。」

「ち…違っ……す…すみませ…」

「リヴァイさん…!!!そんなに責めないで!!私は死んでないよ…」


「Aは黙ってろ。こいつには罰を与える。」



リヴァイさんはエレンをひたすら蹴り続けた



エレンも、反撃は一切しなかった。


顔がボコボコになって意識を失いかけてる



「リヴァイさん!!!」

エレンの頭に足を乗せて振り返る

「そもそも私が…無茶しなければ…躰に鞭打たなければ…アルミンも私も、怪我無く逃げれたの…全部私が悪いの…だから…エレンのその続き…私にして…お願いします……!!」


私は頭を地面に付けた



「……そうだな。そうさせてもらう」



エレンはもうろうとしながら叫ぶ


「ち、違…俺が…いけないん…です…」

倒れて
泣きながら訴えた

それを無視すると
「グンタはアルミンを救護室に運べ。」

「…はっ…。」

痛々しいエレンを目で流し、グンタさんはアルミンを運んだ


リヴァイさんは私の前に来て

「こいつを庇った罪は重い。覚悟しておけ。」


私を抱き抱えてそのまま救護室に運んだ。









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罰鵺→←破壊される壁



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設定タグ:進撃の巨人 , リヴァイ , エレン   
作品ジャンル:アニメ
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作者名:すばる | 作成日時:2017年5月10日 11時

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