俺のモノ ページ5
「あと3つ選べ」
「そんな、リヴァイさんのカップなくなっちゃう。」
「また買いにいきゃ良いだろ」
私はじっとカップとにらめっこした。
どれもすごく綺麗…
「どれも同じだ。さっさと選べ」
「少しでも…汚れてるやつがいいなぁって…」
ピクッと眉間にシワが寄る
「そんなもんあるわけねぇだろうが。」
「うん、ない…」
手前から3つ貰う。
リヴァイさんは残りのカップを片付けてく。
脚立に登り…
「そうだ、明日…午後街に出る」
「え?どっかいくんですか?」
「あぁ。A、お前もこい」
!
「なんだ、嫌なのか?」
「うんん…やっとだなぁって」
「…変な噂を流されるようなことしたからだ。」
「あ…」
――――そう、私がエレンの手錠を足にはめたのを見たハンジさんの部下が、SM好きそう。って流したもんだからそこから最後にはエレンとそんな行為をしたと周りに広まってしまった。その人はこっぴどく怒られ、ミカサも私に謝ってきた。
「あ、アレはですね…足を上げて寝るとむくみが取れるからいいなぁって思って…。で、でも、高すぎてダメでした…けど…。」
また怒られちゃうかな…
私の行動って…リヴァイさんには…
「…お前は」
「はい…?」
「俺のこと怖いか」
え…
「そ、そんな事無いですっ!優しいなぁって思います」
「…ならいい。」
「私、そんなビクビクしてますか?」
チラッと見られる
「…たまにな」
ここにきて、一月近く経つんだけどなぁ
何でなれないんだろう。でも当たり前か…目つき怖いし年上だし。凄い人だし…。みんなの憧れだし…って、そう考えると私凄い人にキスされたんだ…
「ひやぁぁぁぁ//////////////」
思い出しちゃったよ!!!バカバカッッ!!リヴァイさんのバカッ!!!
「あ゙!!?」
「ふぇ!?」
「…今何て言った」
眉間にしわ寄せて来るぅぅぅ
てかそれが怖いんだよッッ!!
「なななな何も言ってませんよね!?私ッッ!!」
「いーや言った。誰のバカだって?もっかい言ってみろ」
ひぃぃぃぃぃぃ!!!
また私口に出したんだッッッ
カップを慌てて机に置いて逃げ腰になる
「ごめんなさいっごめんなさいっっ」
フワッ
「決めた。」
「へ?あの、降ろして…」
「駄目だ」
お姫様抱っこだ…しかもリヴァイさんに…!!!
リヴァイさんは私をソファーに放り投げる
いぃっ!!?
「また投げた……」
リヴァイさんが私に跨る
「お前は今日から俺のモノだ」
ふぇ!?なな…
どういう事ぉぉ…!?
・
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作者名:すばる | 作成日時:2017年5月10日 11時