大型巨人鵺 ページ35
「な、壁の前でしゃがんでやがる……」
「もう撃っても良いのでは!?」
大型巨人は何かを捜すように壁の下をまさぐっている
「な、何やってるか全く分からん……」
その時場所を定めた巨人は
どーーーーーーーーん!!!!!!
「壁を…拳で!?」
★★
あそこの壁の先は……小屋…
「ハンジ行くぞ!」
俺は巨人の殴った壁の内側へ先回りする
もう既に内壁にもヒビが入っている
ーーーー壁上ーーーー
「次で壁は壊れる!狙いを大型巨人に定めろ!打てー!!!!」
ドーーーン!ドーーーン!ドーーーン!ドーーーン!!
ドーーーン!ドーーーン!ドーーーン!ドーーーン!
「どうなった!?やったのか!」
「壁の中に…腕を伸ばしてる…まだやれてない!でも今なら項がガラ空きだ!仕留められるかもしれない!総員、掛かれ!!!!」
★★
くっ、この小屋に何がある…こいつは何を狙ってーーーーーー
巨人が腕を引き抜くと同時に見えたのは…
ぐったりとしたAだった。
「リヴァイ!!やっぱり狙いはーーーー」
俺はスナップブレードを取り出し
ワイヤーを飛ばし巨人の腕に刺した。
「戦闘に入る…目標はコイツだ…。ただし Aを取り返した時点で殺れなかったらズラかるぞ。」
俺は巨人の腕を回転して切り刻むと宙を舞った
あのAを握ってる腕を…
「狂いなく削ぎ落とす…!!!」
ハンジは足首にアンカーを刺した
「悪いね、拓真!!!Aは大事な私の仲間なんだよ!倒れな!!!」
ハンジの削ぎに合わせて俺も腕を削ぐ
ザザザザ……!!!
腕は切り落とされ
Aは下に落ちていく
俺は壁にアンカを刺すと Aを空中で抱え壁上へ上がった
「ハンジ!戻れ!!!」
「くっ……」
削いだはずの足は硬化していて傷をつけられていない。
ハンジも俺の横に着地した。
「あー!逃げてっちゃうよ!!駐屯兵なにしてんだよ!!」
「あいつも皮膚を硬化出来るのか…厄介だな…。」
「そうだね…。壁は駐屯兵に任せて、私たちはAを治療室に運ぼう」
駐屯兵達は次々と餌になったが
大型巨人が逃げたのを見て壁内に逃げ戻った
・
64人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「進撃の巨人」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:すばる | 作成日時:2017年5月10日 11時