それ以上に惚れさせる鵺 ページ24
私は着替えを持って女子シャワー室へ向かう
「俺の部屋で浴びろ」
「いいの?じゃあ…お言葉に甘えて…」
リヴァイさん部屋でシャワーを浴びる
「やっぱりこの部屋が一番好きだな…」
シャワーから上がると紅茶を入れて待っててくれた
私、ギクシャクする度に こんな思いするならずっと一人でいいって思ってた。
だけど駄目だね、あなたと居ると一緒に居たいって思ってしまう。
ソファーに座り紅茶をいただく
「…おいしぃ…」
「今日は、この部屋で寝ろ。」
机にもたれてリヴァイさんは言った
「え?お泊まり会?」
「そうだ。お前の周りには蜂が飛び回ってるからな。」
「は…蜂…」
「お前の蜜を吸いにくるんだろ」
「なっっ!!!そんな人居ませんっ」
「…印、もう消えたのか」
「印??あっ…。うん……」
私のところに歩いてきて
胸元を人差し指で引っかけて引っ張った
「そうか、じゃあ付け直さねえとな。」
「ッッ!!!ま、待って……!駄目です駄目ですッッ!また鼻血でちゃう…」
「……いい加減なれろ。」
「いつも心の準備させてくれないから……!!」
「当然だ、そんなの要らない。時間がもったいねぇだろ」
リヴァイさんは私の座るソファーに両手を乗せ重心を掛けた
ゆっくり顔が近づいてきて
「ンッ……」
キスをした。
唇が触れるだけの優しいキス
力が抜けて
ソファーにもたれるとリヴァイさんは片膝をソファーに乗せ
ソフトに押し倒すかのような形になる
いつもより長いキス…
何も考えられない……
ずっとこのままリヴァイさんと……
「んぁ…!」
舌が入ってきて
舌を絡めようと追いかけてくる
必死に逃げると強引に舌が奥まで入ってきて捕獲されてしまった。
唾液も飲み込めない…苦しくて胸を叩く
そっと唇が離れて
そっと私の頭を抱きしめてくれた
ーーーーリヴァイさんの息は
少し荒かった
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作者名:すばる | 作成日時:2017年5月10日 11時