【銀魂】アナタの命、いただきます 其ノ二【沖田総悟】

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(no side)

Aが消えてから三日。
真選組は、重苦しい空気に包まれていた。

連日、会議が開かれ…沖田は、それをいつも取り仕切っていた。


近藤｢総悟！！これを見ろ！｣


その日の会議で、近藤が掲げたのは、一つのビデオテープ。


沖田｢…何ですかィ、そのテープは｣


近藤｢これにはなあ、監視カメラの映像が入っている！｣


沖田｢…っ！｣

沖田が身を乗り出した。

土方｢…何でそんな重要なもの、今まで見なかったんだ？｣


近藤｢忘れてた！｣


土方｢忘れてたのかよ！！｣


沖田｢ゴチャゴチャ言ってないで、早く見やしょう！｣



ジー……


画面には、まさにAが神威と戦っている場面が映し出された。

──もっとも、神威を知る者はこの屯所にはいないが。


土方｢…画像が荒くて…分かりにくいな｣


近藤｢二人の戦闘が速すぎて、ぶれて見えるな｣



Aが血を吐き、地面に膝をついた。


沖田｢…っA！｣


今や、その場にいる隊員は皆、この映像に見入っていた。



神威はAを抱え上げ、そのまま去っていった。

しかし沖田は、そのオレンジ色の髪に、どこか見覚えがあった。




沖田｢…あの、クソチャイナ？｣





近藤｢…万事屋のチャイナ娘か？…確かに髪の色は同じだが…｣



沖田｢山崎！！万事屋をここに連れて来い！！｣


山崎｢はっ、はいい！！｣



沖田の鬼気迫る表情に、山崎は少々気圧されながら出て行った。









山崎｢万事屋の旦那ァ！！ちょっと来てくださいィ！｣



銀時｢…ああ？｣

新八｢どうしたんですか！？｣



神楽｢…うっせぇアル｣

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真選組の制服

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西 - この方角に福があるはずです

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