53 牢 ページ16
のろのろと、二日がすぎて。
私は未だに、耐え難い屈辱を味わっていた。
足には枷。
着る物はあの男──神威が持って来る物を。
まるで、人形のように。
ガチャ、と音がして、
神威｢おはようA。よく眠れた？｣
もう振り返るのすら面倒で。
ただ、声に背を向けて、ベッドに座ったまま。
神威｢まだ不貞腐れてるんだね…寝間着のままだし｣
ドアが閉まり、神威が近づいてくるのを感じる。
刹那。
ガキンッ！
枷のついた足で、届く目一杯まで近づいて、
ナイフを神威に──
神威｢ほんと、諦めの悪い子だね｣
神威は、すんでの所で私の腕を掴んでいた。
A｢つっ…！｣
ギリギリと力を加えられ、耐え切れずにナイフを落とした。
神威｢いつの間にこんな物持ち込んだの？あとちょっとで俺に怪我させるとこだった…｣
A｢っ…あんたがこんな所にいつまでも閉じ込めるからっ…！｣
神威は、能面のような笑顔を貼り付けて、
神威｢へぇ？つまり、運動不足な訳だ…｣
A｢何訳わかんない事言って…やめてっ！｣
神威は、そのまま私をベッドに押し倒す。
神威｢じゃあ、俺と運動しよっか…？｣
両手をまとめて固定して、キスをされる。
そして、そのまま舌を胸元へ這わせていく…。
A｢…っは…あっ…やめ…｣
思わず、私の口から甘い声が洩れる。
神威は、それでも手を緩めることは無かった。
露わになった胸元を、荒々しく貪る。
神威｢さっきの威勢はどこに行ったんだか…すぐに大人しくなっちゃって｣
私は、言い返すこともできない。
身体から変に力が抜けたようで…。
神威｢かわいいよ、A｣
そして、神威の冷たい、乾いた手が、私の秘所をまさぐって…
｢なにやってんだ、団長｣
部屋の入口に、男が立っていた。
ーーーーーーーーーーーーーー
多分、今まで更新待っててくれた人は皆無でしょうね(´･∀･`)ﾊﾊﾊ…
とうとう受験生ですが、時々更新できるかなと…
ともあれ、今後ともよろしくお願い致します。
(´･ω･`)(´-ω-`)) ﾍﾟｺﾘ
ラッキーアイテム
真選組の制服
ラッキー方角
西 - この方角に福があるはずです
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした！
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みほぽん(プロフ) - ミリアさん» こんなに速く反応して頂けるとすごく嬉しいです！リクエストもありがとうございます！あまり期待せずに待っててくださいw筆が遅いので…w (2017年8月21日 17時) (
レス) id: 252dd44bdf (このIDを非表示/違反報告)
ミリア - すごく気に入った作品で続きが楽しみですもし今後他の作品を作る予定なら銀魂の銀時か高杉か神威の姉か妹がアニメKリボーンかワールドトリガーの世界にトリップか転生かコラボした作品が読んでみたいです説明が下手ならすみませんこれからも更新頑張って下さいね (2017年8月21日 17時) (レス) id: e3c7f73b1f (このIDを非表示/違反報告)
みほぽん(プロフ) - パトリオット工場長兼学長。さん» ありがとうございます！！作者登録までして下さって…嬉Cです！ (2016年3月21日 19時) (レス) id: 252dd44bdf (このIDを非表示/違反報告)
パトリオット工場長兼学長。(プロフ) - 読みました！面白い！かっこいい！これからも頑張ってください！！ (2016年3月21日 19時) (レス) id: aaaf349175 (このIDを非表示/違反報告)
みほぽん(プロフ) - 織李さん» ありがとうございます！もっともっと面白くなるように、頑張ります！ (2016年3月3日 19時) (レス) id: 252dd44bdf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みほぽん | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/mihoponn461/
作成日時：2016年1月4日 22時
