HARRYBIRTHDAY■R.Weasley ページ23
『ちょっと！起きて！ロナルドウィーズリー！起きなさい！』
｢‥っうーんなんだよ母さん〜まだ休暇中だぜ〜｣
『馬鹿！誰が母さんよ！』
｢イテっ叩くことないだろ！？‥‥A‥｣
『やっと起きた？もう私30分もこうして貴方の頭を叩いていたんだけれど？』
｢‥30分間も頭を！？細胞が死んじゃうだろ！？これが恋人の起こし方か‥？』
『元々貴方の脳細胞は死んでるでしょ。ああもういいから早くリビングに行かないと！』
顔を顰める彼の腕を引いてリビングへと急ぐ。この日のために皆で準備してきたのだ。
｢そんなに急いでどうしたって言u‥‥わーお‥｣
『ロン！お誕生日おめでとう！‥驚いた？昨日の夜あなたが眠った後から皆で飾り付けしたの』
ハー｢30分遅刻よA！ロンを本気で起こすには武器を使わなきゃ！｣
『"生きたまま"連れてこなきゃパーティの意味が無いでしょ？許してハーマイオニー』
｢驚いた‥君たち毎朝僕を殺す気だったんだな‥｣
『じゃなくて！この会の感想は！？』
｢だから驚いたって‥本当に‥驚いたよ。あー‥その‥ありがとう、皆｣
頭を掻きながら顔をはにかませてそういう彼に自然と頬が緩む。私はこの顔に弱いのだ。
乾杯を済ませどんどんと会が進行して行く。いよいよ大目玉とも言えるプレゼントを渡す時間がやってきた。
『ろ、ロン！あの‥これ‥双子みたいに変なもの仕掛けてないから』
｢えっ‥あ、開けてもいい？‥ネックレス？こんなに高そうなもの‥あ、ありがとう‥嬉しいよ｣
『衣類はモリー叔母さんから貰うだろうし‥迷ったけれど、私しか上げられない物をと思って』
『付けたあげる』と彼に言ってから後ろに周りネックレスを付ける。私の身長に合わせて少し屈んだ彼の耳は真っ赤に染まっていてとても愛おしい
『うん、似合ってる！これ私とお揃いなの！ほら！』
｢ありがとうA‥き、君のも僕が付けてあげるよ｣
少し照れながら後ろに回る彼を横目に幸せを噛み締める。少し会話をして少し優しいキスをした後、彼は茶化す双子に連れ去られてしまった。
ネックレスをプレゼントする真の意味を彼が知ったらどう思うだろうか‥？と彼を見ながら思う。
女子や男子問わずホグワーツでは人気な彼。そんな彼を私はあのネックレスのように｢縛り付けておきたい｣
愛しい彼が私の元から去ってしまわぬように。この幸せが続くように。
私の胸元にあるネックレスが卑しく光っていた
ーーーー
お誕生日特別編でした。1日間に合わなかった‥無念‥
Have a good year ! I love u.
実らない果実□H. Granger→←未来はきっと□G.Weasley
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 158人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ハリーポッター」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
哀愁小松(プロフ) - 白昼夢さん» わー有難いお言葉誠に感謝致します。めちゃめちゃ頑張れます・・・是非今後もご贔屓にして頂けますと幸いです(^^) (2021年3月8日 11時) (
レス) id: 2b0d339761 (このIDを非表示/違反報告)
白昼夢(プロフ) - 最高かな？応援してます！これからも頑張ってください！ (2021年3月8日 1時) (レス) id: 3934a4c5e3 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：哀愁小松 x他1人 | 作成日時：2021年2月22日 1時
