好きなんだよ、バカ3（hiromitsu OR yuta）

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駅直通通路を抜けて連れてこられたのは…




「…凄くない？」




誰もが知ってる高級ホテルだった。




玉「よし、行くよ〜」





チェックインして大きなエレベーターに乗り込んで、階ボタンを押した裕太







玉「…ん？」



私が裕太を見上げてるから





玉「んっ」





監視カメラはあるものの、私達2人しかいない密室のエレベーター。


チュッと重なった唇は、
もう一回重なった。




違うのに。
キスして欲しかった訳じゃないのに。


でも、されるとそんなのどうでもよくなって、自分からもしてた。



玉「降りるよ」



いつの間にか着いていたエレベーターを降りた。







ルームキーをかざして、部屋に入ると




玉「うぉー、凄くない？」



大きなキングサイズのベッドに、
窓の外は高層階ビルがたくさんあって、

東京タワーからの眺めみたい





玉「…俺、今日ここで、捨てるから」




「…何を？」






玉「え？だから…今からAを抱く」





「その宣言必要？」



玉「…だって、どうしたら良いかわかんないんだもん」


「じゃあ、、
今から私も裕太に抱かれる！」




その宣言がおかしくて、私も裕太みたいに返した。


ふぅーって深く息を吐いた裕太。



「シャワー行ってくるね」




玉「一緒に入る？」



「それはいい…」






シャワー終えて備え付けのバスローブを着て部屋に戻ると裕太の姿がなくて




「えっ？

裕太？どこ…？」





部屋探しても居ないし…




一瞬逃げた？とか頭よぎったけど、すぐ部屋のドアが開いた



「どこ行ってたの？」


玉「コンビニ」




裕太もシャワー行ったから、
さっき買ってきた袋の中身を覗くと、

私の好きなりんごジュースふくめた飲み物数本と
ゴムだった。






急すぎて準備なんかしてないよね。

そう思ったら少し可笑しかった。





「早っ」



5分も入ってないんじゃない？




玉「そう？」



頭ガシガシ拭きながら、

あれだけ見てた上半身は、
当時の細マッチョじゃなくて、
少し筋肉も落ちてて、若干だけどお肉もついた感じだった


って行っても全然痩せてるんだけど。




玉「カーテン閉める？」



「うん」




カーテンしめて、電気もベッドサイドのだけにしてくれて





ベットに2人で腰掛けて




玉「…」



キスさえも恥ずかしそうにする裕太を見て私も恥ずかしくなってきた。

でも、今日は裕太に抱かれるんだから。



裕太のペースでゆっくりと始まった…

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