好きなんだよ、バカ3（hiromitsu OR yuta）

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梅雨明けももうそこまで来てて、

もう直ぐ夏。



裕太は車の免許もとって、バイトと学校で大忙し。

私ももう直ぐ免許取れそう。なんだけど、、


本当は友達と合宿で取りたかったのに、
それは裕太に大反対された。
しかも、私の親にLINEして、合宿には行かせないでって。

裕太は2週間弱の合宿だったくせに。





玉「またその話？
へそ曲げるなって」


「だってずるいもん。」



玉「男と女は違うって言ってるじゃん」



「…裕太が良くて私がダメとか納得いかない」




2日に一回はこれ

いい加減私ももう諦めてるんだけど、
親まで固めるとか卑怯じゃん。




学校でのこと、バイトのこと。
いろいろ話してるとあっという間に時間は経つ。
通話は一日30分って決めてる。


決めなきゃきっと毎晩ダラダラ話してるから。

お互いよく寝不足になってたから、これは何があっても30分って決まり。







翌日は付き合いで友達と入ったサークルのご飯会。


写真やカメラに別に特別興味あるわけじゃないんだけど、高校の時からずっと好きだった先輩が同じ大学の写真サークルに属してるのを知った友達の付き添い。



マイカメラを持ってるわけじゃないから
今はほとんど写真のモデルとかしたり。

行ったり行かなかったり、ゆる〜く参加させて貰ってるのに、ご飯会、と言う名の飲み会に声はかけて貰った。



裕太には友達とご飯食べるとだけは昨日の夜には伝えたし、



なんか、大学生っぽくて楽しみだった。







LINEに送られて来た居酒屋のURLと集合時間


化粧も直して、友達とその時間に行くと…




「え？」


正直心の声が出ちゃった





だって、サークルメンバーたくさんいると思ったら
6席って…



先「あー、今日は俺ら、Aちゃんたちと親睦深めたくてさ。

少人数の方が濃く話せるし」



そっか、なんて納得したけど、、

3対3の合コンみたいな。

しかもいきなり、男女交互に座るって。




…微妙だなー、と最初思ったけど、考えすぎてたみたいで、いろいろ話聞けて楽しかった。



中には２０歳の先輩もいたけど、健全なる飲み会、と言うか親睦会はノンアルなのにテンション高くて。


ご飯も美味しいお店だから全然楽しかったんだけど。








先「あれ？」

先輩の視線は私越しで、

振り向くと



「えっ？」



宏「え？Aと、なんでお前一緒にいんの？」



私の後方にある通路をたまたま通ったのがヒロ君で



知り合いなの？って不思議そうな先輩。

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