好きなんだよ、バカ3（hiromitsu OR yuta）

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あれだけキスもして、触れられたのに、





玉「ごめん…」



って抱きしめられた。


「…どうしたの？」



玉「本当ごめん」





私も裕太の背中に腕を回して、
背中をさする。



水泳で鍛えられた背筋は今も健在で、

大きな胸と程より太さの腕。





「私じゃやっぱ無理？」



玉「そうじゃない…」




「昔から一緒にいすぎて、男と女って感じじゃないもんね」



玉「だから…」



「でも、裕太からじゃん…」





玉「本当は今ここで止めたのめっちゃくちゃキツイ…

このままシたかった。


でも、あいつの顔が浮かんできて…

もう遅いかもしれないけど、、
ちゃんとしてからにしたいと思った」




「…なんで？」



玉「A、、浮気した事になるだろ」




「…そんなの裕太もじゃん。
だからお互い様だよ？」




玉「ちゃんと、してからにする。」



「…別れなかったら？」


玉「別れないの？」


「例え話！」


玉「そしたら待つ。」



「ずっと別れなかったら？」




玉「俺、何年待ってると思ってんの？」



「…彼女作ったくせに…」



玉「は？今なんて？」



「私に内緒で彼女作ったくせに！！」



玉「誰が？」


「裕太に決まってんじゃん」



玉「俺？」



腹立つ。
なにそのリアクション。



「知らないとでも思った？」

玉「…俺が？」


「しらばっくれないでよ！」



玉「いや、マジで。
俺彼女居たの？」



「なんで自分のことなのに分かんないわけ？
超腹立つ」



ってこの口喧嘩も、ベットの上でお互い上半身裸の、意味わかんない画。




でも、裕太の顔は嘘ついた顔には見えない。






「裕太…本当に彼女居ないの？」




玉「いないって」



「今じゃなくても、高校の時は？」



玉「だから、いない」



「じゃあ、八乙女さんは？」




玉「八乙女？」



「告白されて、、」


玉「あー、された事あったわ。
でも、付き合ってない」



「仲良かった…」


玉「それば、あいつが懐っこくくるし、
でもあいつ、俺のこと好きとか言っときながらすぐ他のやつに一目惚れしてたよ」





「…なんで言わないかな。」



玉「俺が告られたのいちいち報告する意味あんの？」


「…ないけど。」



ここ何年かずっと勘違いしてきたし。

よく考えれば、裕太から報告なくても、ママや亮太、裕太のママから嫌でも耳に入りそうなのに無かったし…





「ノリと別れるから」



玉「うん」



「でも、やだ。」



玉「は？」

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