好きなんだよ、バカ3（hiromitsu OR yuta）

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「じゃあ、一人で行く」



ノ「は？一人で行って裕太の部屋に泊まるの？」


「だって、GWどこも高いもん」



ノ「男の部屋に一人で泊まりに行くってあり得ないって」



「ノリが約束してたのに行けないって言うからじゃん」



ノ「バイト始めたばっかでGW真っ只中に休みくれなんて言えるわけないじゃん」


「…そんなの。。」



ずっと愛知に行くの楽しみにしてたのに、
今更行けないなんて嫌だもん




「じゃあ、裕太の親友と行く」



ノ「男だろ？」



「じゃあ、同中の女の子誘ってみる。」





ノ「GWだし、みんな予定あるでしょ。


俺がホテル代出すから、ホテルにして。」



「もったいないじゃん」



ノ「もったいなくない。」




「…分かった。


寝に帰るだけだから安いところ裕太に探してもらう」



ノ「…そうして」




「じゃあね。」


お互いに少し喧嘩腰の電話を切って、深いため息が出た。





無駄に体力使った感じ。


ノリがバイト始めるからじゃん。

GW終わってからにすれば良かったのに。

しかも、大学近くの遊園地でバイトだよ。
GW休めるわけがないの、探すときにわかってたはずなのに…









裕太にも事情を話して、
探してもらうんだけど、
裕太も越したばかりで土地勘あるわけじゃないから結局、同時進行で探した。




駅から少し離れてるけど、裕太の部屋の最寄駅からも近いビジネス旅館。


食事なし、素泊まりで1泊3300円

2泊で連泊だから6000円だからノリに出してもらわなくてもなんとかなりそうだし。



URL添付して送ると


ノ「古くない？」


って。


「寝るだけだから別にいい。」



ノ「ランクあげていいよ。
週一でバイト代入るし」


月給と選べるみたいで、ノリは週給にしたみたい。




「裕太んちからも近いみたいだし
探すの疲れたからここでいい」



ノ「分かった」





納得してない声だったけど、
とりあえずOK出たし、


あとは、準備するだけ。








3日から2泊愛知旅の前日



玉「あ、俺ー」


「うん。どうしたの？」



裕太からの電話

玉「あのさ、頼みたいことあるんだけど。」



「何？」




玉「俺の部屋の窓のところに石あるんだけど、
持ってきてくんない？」


「石？」



玉「そう。石。

3つ重なってるからさ。」



「おばさんに言えばわかる？」



玉「微妙。
だから、Aが持ってきて？」



とりあえずOKしたから、裕太んちピンポンしてお邪魔した。




亮「兄ちゃんの忘れ物って何？」

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