好きなんだよ、バカ3（hiromitsu OR yuta）

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玉「アナウンサーも違うし、CMも。

違和感ありまくりだわ」




「CMも違うんだ。

明日、かりんと遊ぶの」



玉「かりんと遊ぶの久々じゃね？」




「そうなんだよね〜
桜は明日無理なんだってー


そのあと俊哉とか高嗣呼ぼうかって話してるの」



玉「ほんと仲良いよなぁ、


ってかニカ呼んで、ノリ怒んない？」




「何で？」



玉「元カレじゃん」




「んー、まぁ。
でも、中学の時だよ？」



玉「それなりのことしてるくせに？」




「覚えてない」



玉「うわ、ずる！」


「遊ぶって言っても何にもやましいことないし、
ってか、遊ぶかも分からないから」



玉「ふーん、」



「俊哉に何か伝えとくことある？」



玉「別に。」




「裕太が寂しくて死にそうだから、遊びに行ってあげてって伝えとく」


玉「寂しくねーって」

「今の所でしょ？」



玉「ってか、本当はAの方が寂しいんじゃねーの？」








「……ちょっと」




玉「え？」



そうだよ。
本当は私が寂しくて電話した。




「会いたいとかじゃないけど、
いつでも会える距離に居ないと思うと、なんかやだ。」




玉「……」




「でも、ゴールデンウィーク遊び行くって決めたから、
それに来週の入学式から裕太のことなんか忘れちゃうくらいめっちゃ楽しいキャンパスライフ待ってるし」




玉「あっそ」





「また時間見て連絡してあげるから」





玉「はいはい」





「ちゃんと出てよ？」



玉「はいはい」




「ハイは一回！」



玉「はーい」




またね、って電話切ろうとしたのに





玉「電話ありがとう」




なんて言われて、また寂しくなっちゃったじゃん




「おやすみ」



玉「おやすみ」






………




変な間が出来ちゃって切った。






翌日はかりんと美容院行ってから、高嗣と俊哉と健永に連絡して五人でカラオケ行って。





4月の一週目、大学の入学式。


入学式用に購入したスーツを着て
ママと二人で電車に乗って大学のある最寄駅。

ウチから40分くらい。









それから、大学生活が始まって、
ノリも寮に引っ越しちゃって、

電話は毎日くれるけど、
結局タイミング合わなくてLINEだけの日もあったりして。



週末はまだお互いバイトもしてないから、中間で会ったり、
ノリが地元に戻ってきたりで、





4月は二回は会えた感じ。





4月末から始まるGWには裕太に会いに愛知に行こうってノリと約束してたのに、最近始めたバイトが休めないって。

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