好きなんだよ、バカ3（hiromitsu OR yuta）

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玉「しばらく誰とも話さないと思うし」



「いいよ、電話してあげる。
GW帰ってくる？」



玉「5月じゃ帰らないんじゃん？」




「そしたら、私が遊びに行くし。

裕太の生存確認しに行くから」






玉「電話するなら生存確認出来てるじゃん」



「あー、じゃあ、ちゃんと食べてるか、部屋は綺麗か、チェックしに行く！」




待ってるわ、って笑ってくれたから少しホッとした。





帰り道にあった射的で、
小さな亀のぬいぐるみキーホルダー取ってもらった。









3月の最後の土日

裕太は愛知へ行っちゃった。


朝おじさんの大きな車に荷物たくさん積み込んで、
駐車場で、見送って。


その日の午後、ノリとデート。



ノ「愛知までどれくらいだっけ？？」



「3時間くらいって言ってた」



ノ「じゃあもう着いてる？」



「着いてるかもね」



ノ「遊び行こうな、愛知」



「…うん。」




スタバで春限定のフラペチーノ買って、
ブラブラお店見て、




ノ「ウチくる？」



「んー、行こうかな」





歩いてすぐのノリの家にお邪魔したけど、


正直そんな気分じゃないけど、





ノ「ごめん、今日早かったね」



私がイく前に終わっちゃって、




脱がされた服を一枚一枚着て行く。







部屋でDVD見て、夕方に帰って着て、


ご飯お風呂も済ませて、
寝ようかな、って思ったら






着信。









“ノリ”






「もしもし？」



ノ「寝てた？」



「ううん。ベット入ったとこ。
どうしたの？」



ノ「声聞きたくなった」



「さっきまで一緒にいたのに？」



って茶化すと




ノ「すげー遠くに感じる」


って。

自転車で30分もかからない距離なのに。




「明日予定あるんでしょ？」




ノ「辞めて、Aに会いに行こうかな」



「明日は同中と美容院行って、遊ぶ約束しちゃったよー」



ノ「…それキャンセルできないの？」




「……」




ノ「嘘、ごめん。

明日楽しんできて」




「うん…ごめんね」




気まずい間もあったけど、おやすみってすぐ電話切った。



その日の夜、

やっぱり気になって






「もしもし？」





玉「何？どうかした？」




裕太に電話してた。





「引越し落ち着いたかなーって」




玉「まだまだ。


とりあえず寝所だけ確保したし、
明日以降家電も揃うし」




「何してたの？」




玉「疲れてテレビ見てた。」





「何見てた？」




聞くと、聞いたことない番組で、
ローカル番組みたい。

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