検索窓
今日:3 hit、昨日:2 hit、合計:27,408 hit

56 ページ6

玉「ありがとう。
キム、お前もいい男だよ」



木「最近全然きてくれないけど、
たまには店に買い物来てくださいね」



玉「まぁ、なかなか、
お互い顔合わせ辛いでしょ」




木「あれ?聞いてないっすか?
Aちゃん店辞めました」



玉「え?」


木「先週がラストで。
明日引越しって」



玉「引越し?」



木「なんか、実家に戻るみたいです」



玉「そうなんだ」






木「…玉さん、円満に別れたんすよね?」




玉「そう思ってるけど…」




木「俺にはだいぶ引きずってるように見えますけど」



玉「そんなん、、思い切り引きずってるわ」


木「新しい彼女いるくせに?」



玉「え?
彼女?

俺に?」


木「いるんすよね?」



玉「居るわけないじゃん」



木「え?

Aちゃんが言ってる事と違うんですけど」



玉「俺に彼女が居るって言ってた?」




木「…そう聞きました」



玉「そっか。」




木「居ないんすか?」



玉「まぁ、居ないけど…
居ると思ったのかもね。」




木「それならまだ、」




玉「もう遅いよ」



Aはキムに何て話しかは知らないけど、
だけど、俺はAから聞いた言葉が全てだと思ってるから。


木「何でですか?」



今頃引き止めても、
もう遅い。


玉「幸せになってくれたらそれでいいんだって」




木「待ってますよ、きっと」



玉「だとしても、
もう決めた事だから」



別々の道を歩む事を。








この大失恋で、
A以上に好きになれる相手なんて現れるわけない、と思いながらも、
割と合コンとか、
飲み会にも参加するようになった。


その時の雰囲気で何度か、、
とかあったけど、

相手にガチになられる前に切ったり。

その辺適当に遊んでた。


男として最低な事してる自覚もあったけど、
あっちからの誘いで、
その誘いを断らなかったってだけ。






宮「ねぇ、Aちゃんの実家ってどこだっけ?」




玉「長野だけど。
今更何?」



宮「俺、Aちゃんのこと見かけたかも」



玉「へぇ」



宮「この連休、ばぁちゃんのお見舞いに長野行ったんだよね。」



玉「それで?どゆこと?」



宮「多分入院してるっぽい」



玉「入院?」




宮「…うん。
多分ね、似た人かも知れないけど…
でもすごい似てたから」




玉「……へぇ」





宮「それがさ、、、
多分だけど、あまりよくない病気なんじゃないかな?と思って」

57→←55



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (137 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
381人がお気に入り
設定タグ:玉森裕太 , キスマイ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

りさ - 続き待ってます(*^-^*) (2021年5月23日 0時) (レス) id: 3c9e6364e5 (このIDを非表示/違反報告)
りさ - 続き待ってます(*^-^*) (2021年5月15日 22時) (レス) id: 41dc70dfaa (このIDを非表示/違反報告)
りさ - 続き待ってます(*^-^*) (2021年4月25日 23時) (レス) id: 41dc70dfaa (このIDを非表示/違反報告)
りさ - 楽しみにしてます(*^-^* (2021年4月20日 0時) (レス) id: 41dc70dfaa (このIDを非表示/違反報告)
りさ - 続きまってます(*^-^*) (2021年4月11日 0時) (レス) id: 41dc70dfaa (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:みぃまん | 作成日時:2021年3月17日 20時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。