君のことを知りたい2（yuta.t） (ページ2)

今日:6 hit、昨日:5 hit、合計:27,416 hit

52 ページ2

えりの考えが全然分からなかったけど、、
従うことにした。

とびきり優しくしろって…
優しくって…

とりあえず特別に優しくすることにした

玉「えーのもと」

榎「あ、おはようございます」

玉「おはよぉ」

榎「…どうかしました？」

玉「いや、今日の爪かわいいなと思って」

榎「…え？あ、りがとうございます。」

玉「何か困ってることある？」

榎「いや、大丈夫です」

玉「じゃあ、またね」

榎「はい…」

…こんなんで良いわけ？
とびきり優しくしろってこゆこと？

席に戻れば

宮「玉、どうしたの？」

って宮田に心配されるし。

いや、ほんと朝から疲れんだけど。

でもこの日、ランチに声かけてみたり、
榎本のコピーの手伝いとか

いろいろやり尽くしてみたけど結局断られて。

…マジ意味あんのか？

って半信半疑。

2日目も同じようにとびきり優しくした。

榎本は相変わらず気味悪そうにしてるけど、

週の後半には少しずつ少しずつ…
嫌がらせもなくなってきたっぽい。

それはえりからではなく、ミツから聞いた。

北「お前何したの？」

玉「優しくした」

北「へ？」

玉「とびきり優しくしろって言われて、
気持ち悪いくらい優しくした」

北「だからか、
玉がおかしいんです、って言ってたわ。」

玉「違和感あったと思うわー
俺誰にもあんな態度とらないし、
当の本人も気味悪そうにしてるし」

って居酒屋で。
今日は花金

明日は休み！と言いたいところだけど早朝からゴルフ。

だから早めにミツとは解散して、
コンビニ寄ればAちゃんが働いてた

「飲んできたの？」

玉「うん。」

「楽しい飲み会だったみたいだね」

玉「ふつーだよ」

「そっか。」

玉「終わったら来る？」

「明日ゴルフでしょ？
私も明日予定あるし」

玉「ん、分かった。
じゃあ頑張って」

「ありがとう」

毎日ちょこちょこ連絡は取ってるし
遠出してデートしたり
仕事終わりにうちに寄ってくれたり
平日、俺の留守中部屋の掃除しにきてくれたり。

昼間掃除に来てくれるって日にテーブルの上に渡しそびれたプレゼント置いといた。

すごい喜んでくれて、
何度も

なんで？どうして？って。

ちゃっかりサプライズぽくなった。

ほんと俺らの交際は順調で、
付き合って1年が経とうとしてた。
そろそろ結婚も意識してたんだけど、

仕事終わり、いつものようにうちに2人でいるときに

「裕太…ごめん、別れたい」