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「そうなんだね」



知らなかったなー
デビュー前から裕ちゃんがそんな心開いて話せる友達がいたなんて。





次の日、昼過ぎから仕事の裕ちゃんに朝一番に研修先のホテルまで送ってもらうことに




朝弱いのに、わざわざ早起きして




昨日預かってた鍵をカウンターの上にそっと置けば



玉「それ持って帰って」



「え?」



玉「俺がいない時Aがいつでも来れるじゃん」



「…裕ちゃんが居ない時に来ないもん」




玉「じゃあ来なくてもいいから持ってて」




「意味わかんないし」




玉「いいから。
ほら、行くよ」




バタバタと玄関出て、車に乗り込んで送ってもらう


「今日も終わるの遅いんじゃない?」




玉「別に、早く帰りたい理由ないし」



なんか、機嫌悪い?



玉「家で待っててくれる人いないし」



「お昼からならもっとゆっくり寝てられたのに」


玉「睡眠よりAとの時間の方が大事だと思ってるんだけど?」





「……」






いつもはすぐ着く道のりも
今日はなんだか遅く感じるのは
いつもは深夜だからすんなりの道路も、朝は交通量が多いんだ。





玉「ねぇ、」




「何?」




玉「ちょっと手出して」





手を差し出せば、
繋げられた手





「…」




玉「…迷惑?」





「…迷惑っていうか、、」





玉「嫌だ?」





「…困ってる」




玉「…そっか」





そう言うとそっと離された手









それがなんだか寂しくて。

ちらっと表情を見れば裕ちゃん寂しそうな顔してる。



ホテルの駐車場で降ろしてもらうときも


玉「仕事頑張って」



って作り笑顔



月曜に出勤すると同期の結に開口一番に


結「昨日の彼氏?」




といきなり聞かれた




「え?」



結「お昼前かなー
ホテルの駐車場に停まった車からAが降りてきたの見かけて」



一気に血の気を引いた




「み、見られてたの?」




結「あんまりジロジロ見るのも悪いし、
Aの姿しか見えなかったからさー
今度見かけたら声かけるね」




「…あ、でも昨日のは彼氏じゃない、、」




結には絶対バレるわけにいかない。




結「えーめっちゃ高級な車乗ってたじゃん。
彼氏じゃないの?

良かったら紹介して」





「あ、でも、、」



結「いい感じなんだ?」



「…うん」



ごめん結。



結「でもさ、先週も会ってたんでしょう?
毎週末迎えに来るとか、時間の問題でしょう」



「んー、そうかなぁ」

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みぃまん(プロフ) - よしさん» はじめまして^ ^ 楽しんでいただけていれば幸いです!これからもよろしくお願いします^ ^ (2019年5月14日 8時) (レス) id: 553f8a02ae (このIDを非表示/違反報告)
よし(プロフ) - はじめまして…元カレのお話大好きです。2人の関係に切なく思うこともあるけど、いつか、きっと二人がハッピーエンドになる事を願って更新楽しみにしてます。 (2019年5月12日 22時) (レス) id: 487383b8d3 (このIDを非表示/違反報告)
みぃまん(プロフ) - ゆリさん» こちらこそ、待っててもらえて感謝ですー! (2019年5月12日 14時) (レス) id: 553f8a02ae (このIDを非表示/違反報告)
ゆリ - 久々の投稿うれしいです〜!!!ありがとうございます!! (2019年5月10日 7時) (レス) id: cd0098697a (このIDを非表示/違反報告)
みぃまん(プロフ) - さくらさん» だいぶ間が空いてしまって申し訳ないです(TT) (2019年4月21日 22時) (レス) id: 553f8a02ae (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:みぃまん | 作成日時:2019年2月2日 7時

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