元カレ8（yuta.t）

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玉「出よっかな」


「うん」




脱衣所から出ようとする前に



「ちょっと//」


浴槽から上がろうと立つから見えちゃったし




玉「あぁごめん」





「…何もしないって約束で来てるの忘れないでよ」



玉「分かってるって」






キッチンで買ってきたうどんチンして、
食べてもらうけど…



玉「食べたらすぐ寝よ」




私があくびを押さえたのを見て
急いで食べ始めた




普段から食べるの早い裕ちゃんは
速攻で食べて
さっさと歯磨き。



玉「よし、寝よ」




そういうと、普通に二人でベッドルームに移動する




玉「おいで」



「…うん」




玉「大丈夫だって、添い寝するだけ。」




そう言って1枚の布団に入って、
後ろからハグされて

玉「落ち着く」




首元の匂いを嗅ぐ裕ちゃん。



玉「Aは？」



「何？」



玉「こうやって一緒に寝てて…どう？落ち着く？」




「…わかんない」


嘘。
ほんとは落ち着く。
この匂いも、この感触も、この耳にかかる息も、声も。




玉「そっか、わかんないか…」





そう言って裕ちゃんは喋らなくなったと思ったら、
リズムよく聞こえてくる寝息






「…ばか」





回された白くて太い腕に
カプッと甘噛みして


私もそのまま眠りについた。





朝目が覚めると、
目の前に少しくたびれたTシャツの襟から見える裕ちゃんの鎖骨。




そっとベットから抜け出して、お手洗い済ませて、ベットに戻る。






真下から見ても
…かっこよくてムカつく





胸に顔を埋めて擦りつけるみたいに匂い嗅いでも全然起きる気配がない。

よっぽどじゃないと目を覚まさないよね。

寝起きがめちゃくちゃ悪いから




Uゾーンにできてるニキビに触れてみる



…荒れてるなぁ



これなんか赤くて大っきくて痛々しくて可哀想




玉「何可愛いことしてんの？」



「へ？」


見上げれば薄目を開けて気怠そうな顔してる


玉「猫みたいに顔擦り付けて」




「…起きてたの？」







玉「今起きた」






「…おはよ」




玉「目覚めのチューする？」




「しない」






恥ずかしくてベットから出ようとすれば




玉「待って」




引きとめられて、背後からハグされる



玉「まだベットから出られない」




「//」



玉「今出たら大変なことになってるんだけど」




「そんなの知らないよ」




玉「溜まってるから出せたらすぐ治るはずなんだけど」




「バカなこと言わないで」




ほっぺたつねってやった

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