元カレ8（yuta.t）

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ギュッと後ろから抱きしめられて、
そのまま眠りについた裕ちゃん。




もう、限界だったんじゃん



ガチ寝してるのに私のことは離さない。



…どこにもいかないってば









なんやかんや私も寝てしまって
目が覚めた時は部屋の時計は11時になろうとしていた。





まだぐっすりな裕ちゃんの腕を解いて、お手洗い。



カバンに入れっぱなしの携帯を見れば、
迷惑メールが数件。






「二度寝しよっかな」






自ら、裕ちゃんの隣に入れば




無意識に捕まえに来て、
抱きしめられる。





すぐにウトウトできるのは、
この腕の中と匂いとで…

落ち着くから。





昼過ぎ、寝すぎて身体が痛い。

それに裕ちゃんの長い腕が私の身体の上にあるからで




玉「んっ」



「おはよ」




玉「おはよ」





そういうと、私のお腹に顔を埋める裕ちゃん





玉「めっちゃよく眠れたし、
寝起き最高に気持ち良い」





「お腹空いた」



玉「もう昼過ぎてるね」





ぐぅーっと伸びたと思ったら、
部屋を出て行ってしまった。







玉「サンドイッチでいい？
買ってくる」




家の近くにあるカフェのサンドイッチは絶品




玉「食べたいのある？

あ、もうランチしかないじゃん」




スマホでお店のメニュー見せてくれる


「えびアボカドが良い」




玉「あぁ、いいね。
飲み物オレンジジュースでいい？」




「うん」




玉「じゃちょっと待ってて」





寝癖のついた頭はフードかぶって隠して、
マスクして行ってしまった。




…昨日はあまり気にならなかったけど。
洗濯物も溜まってるし、
綺麗好きな裕ちゃんなのに、
掃除できてないのかな？




のんびり寝てる場合じゃないよね…






天気も良いし、
ベランダに布団出して、
寝室の窓を開けた




洗濯物…

勝手に洗うわけにいかないから、
流しの洗い物を片付けていく。




玉「ただいま〜」




「おかえり」






玉「洗い物してくれてんの？」




「もう終わるよ」





玉「クラムチャウダー買ってきた」




「やったっ！嬉しい」






テーブルの上片して
買ってきたものを広げると

玉「これ、えびアボカドでー
こっちはスモークサーモンとクリームチーズ

あとね、これは、だし巻き卵」


「だし巻き卵？」



玉「気になったから買ってみた。

あと、クラムチャウダーと、
Aの好きなフレッシュオレンジとカフェオレと〜

ハッシュポテトとオニオンリング」




「たくさん買ってきたね」

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