元カレ8（yuta.t）

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部屋で買ったおにぎりとスープでお腹を満たして、シャワーから出ても既読付いてない



もう日付変わるんですけど。


無理してこなくて良いのに。







ベットに入ってテレビ見てるけど、
内容全然入ってこないくらい眠くて



「もう無理」






テレビ消して、顔半分まですっぽり掛け布団の中。




…だけど、眠いのに、やっぱり気になって
眠れない。



日がとっくに変わってam2時前に




玉》ごめん、今終わった。
寝てるよね…




そんなメッセージが入った









玉「もしもし？」



私の既読マークみて、即電話してきたんだと思う





「遅い」



玉「ほんっとごめん」





「…仕事だから仕方ないけど」




玉「今から迎えに行ってもいい？」



「今から？」





玉「明日の朝の方が良い？」





「…来なくて大丈夫だから」




玉「え？」





「無理しないで良いから」





玉「無理なんかしてない」






「今の時間に終わって疲れてるのに。

明日だって今から寝たら朝起きれないでしょ」





玉「会いたいんだもん」





…その言葉に直ぐに言葉が出てこなくて





玉「今直ぐ会いたい」






「…だって、ここ神奈川だよ？」




玉「この時間だから余裕だし」




「危ないからダメ」




玉「全然眠くないし」





「眠くないわけないじゃん。
午前中から仕事してるくせに」





玉「逆に眠くないんだって」




「…私は眠いもん」




玉「それはほんとごめん」





「今日は寝る」





玉「着いたら電話するから」




「起きれないかもよ」



玉「ちょっと頑張って起きて」




「私も疲れてるもん」




玉「車乗ったら寝てて良いから」




「そこまでしなくても、
来週でもいいんじゃない？」





玉「今日、Aに会いたい」





「中学生みたいなこと言わないで」





玉「知ってるくせに」



「そうだね、
裕ちゃんずっと中2だもんね」





玉「せめて高2くらいにしといて」



「高2の方がタチが悪い」






玉「人間の三大欲の塊だったしね」






「そういうの良いから」




玉「今日、仕事どうだった？」





「普通かな」



玉「普通って何？」




「そういえば、仲良い同期の子が裕ちゃんのファンみたいよ」



玉「マジ？」





「舞台のこと話してたからガチだと思う。
同じホテルだから、やっぱりホテルまでこない方が良いと思う」






玉「でももう着いちゃったんだけど」




「え？」

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