元カレ7（yuta.t）

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「うん、元気」



玉「…だよね」




「…うん」




玉「毎日楽しい？」



「え？」




玉「いや、」



「どうしたの？」




玉「楽しんでるかなーって思って」






「…うん、まぁまぁ、楽しいかな」




玉「最近さ、
なんやかんな高校の時が一番楽しかったなーって思って」



「そうだね。
学校行くのも楽しかったし、
青春だったよね」




玉「結城とこの間ご飯行ったんだよね」



「そうなの？
結城くん元気だった？」




玉「あいつ、今の彼女と春に結婚するって」




「えーそうなの？
彼女は大学の子なのかな？

お祝いしたいね」




玉「結婚式やるって」





「そうなんだぁ、
既婚者第1号じゃない？」




玉「かもね。
俺を結婚式に呼んでくれるって言ってくれてさ、
Aも呼んでいいか聞かれたんだよね」



「え、私も行ってもいいの？」




玉「結城は呼びたいみたいよ」




「楽しみだな〜」




玉「嫌じゃない？」




「なんで？」




玉「いや、なんでもない。
結城がなんか変に気を使ってるからさ」




「結城くんてそうだったよね
昔から優しかったよね」




玉「Aが嫌がらなくて良かった」




「嫌なわけないじゃん」




玉「会社の人も呼ばないといけなくなるらしいからさ
多分高校の友達だと、俺らしかいないと思う」





「そうなんだ。
私行かなかったら、裕ちゃん一人じゃない？」




玉「それな」




「ふふ、大丈夫だよ。
私は絶対行くから
それよりドタキャンは裕ちゃんの方でしょ」





玉「そうだね」




「ま、慣れっこだけど〜」





玉「いや、ホントさ。
いつも申し訳ないなって思ってたけど、
改めて、
ホントたくさん我慢させて、
たくさん合わせてもらって、振り回して申し訳なかった」




「いや、そんなつもりで…言ったんじゃないよ？」




玉「俺さ、
ホントAには感謝しかない。
足向けて寝られないくらいに」




「ふふっ、大袈裟」



玉「いや、ホント…
俺、自分勝手でホント最低だった」





「それはさ、その約束だったじゃん？」





玉「Aの事、自分から離したくせに、
後悔してる」




「はぁー良かった。

これで清々してるって思われてたら辛いもん」



玉「…ホント都合良すぎる話なんだけど



俺とやり直して貰いたいと思ってる」







…



玉「すぐに返事しなくて大丈夫。
待つから」







「…でも」





玉「大丈夫、
何ヶ月でも、返事待つから」

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