元カレ7（yuta.t）

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家まで送ってもらって、
ベットに入る。





疲れて、すぐに寝てしまった。



お昼過ぎに、バイトに行き、
いつも通りお夕飯もご馳走になって。



涼「送るって」


「大丈夫だから」


涼「大丈夫じゃねーから」



「寒いのに風邪引かれたら困るもん」




涼「…なんも言えないじゃん」



「今日はそんな遅くないから。
また遅くなっちゃった時にお願いしてもいい？」




涼「わかった。
マジで何かあったらすぐ連絡して。

あと家にちゃんと着いたら」


「はいはい、連絡します」




ほんと、過保護な兄弟だよね





駅まで歩く途中、


…え？





減速して、後ろを付いてくる車。



気のせいかな？とも思ったけど、
私の歩くスピードを落とせば、車も停止したり…




…周りには自分しかいない。




携帯を取り出せば、




裕ちゃん…？









「もしもし？」



玉「Aどうした？」



「あのね、今ね、」




玉「とりあえず、後ろ振り向いて」



「やだ、
だってね」




チカチカって車のライト、
パッシングされて、もう無理





玉「ちょ、どこいくの？」



「やだやだやだ」




玉「俺だって」





「…え？」






玉「見える？」





車の運転席から降りてきたのは裕ちゃんで、


「裕ちゃん…」







小走りで駆け寄ってくる裕ちゃん








「はぁ…びっくりした」






玉「大丈夫？」



「大丈夫じゃない」







玉「ごめんね
後ろ姿Aかなーって思ったけど違ったら怖いから電話したんだけど全然でないからちょっと後追った感じになっちゃった」




「ほんと寿命縮まったよ…」





玉「乗って、送るから」




「…でも」






玉「ビビらせたの俺だし。

今一人で帰るの怖いでしょ」






「…お願いします」






玉「っていうか、
Aに会えるかな、って思ったから
ちょっと待ってた」






「…待ってたの？」






玉「…うん、待ってた」






「裕ちゃん家にいるんだから
帰って来れば会えるのに」




玉「いや、家入ったら
涼太もうるさいし

二人きりが良かったから」







「……」






玉「ちょっと時間ある？」




「うん」





玉「じゃちょっと移動するわ」






って、駅とは逆、
閑静な住宅街の中にある公園の脇に車を止めた。






玉「…久しぶりだよね」





「昨日会ったよ」





玉「んまぁ、
でもこうやって話すの久々じゃない？」






「うん、そうだね」





玉「元気だった？」

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