339 ページ39
クチュっと音を立てて重なる唇。
蒼「色々順番間違えたけど、
俺の彼女になって下さい」
「、、、よろしくお願いします」
日本に帰ってきてから
忙しい中でも蒼さんは会いに来てくれる。
お洒落な高級外車で大学に迎えにきてくれて、
ドライブ連れて行ってもらったり、
夜景見に行って、観覧車乗ったり。
三つ上ってすごい大人
蒼さんだからなのかな？
お茶しに寄ったカフェで、ソファに並んで座りながら
蒼「Aちゃん、無理してない？」
「なんでですか？」
蒼「背伸びさせてるのかなーと思って」
「背伸びしてないって言ったら嘘ですけど、無理はしてないです」
蒼「そろそろ、敬語やめない？」
「そうですよね」
蒼「俺は彼女と対等でいたい」
「対等なら、デート代私にも払わせて下さい」
今まで1円たりとも払わせてくれないから
蒼「真面目だな本当。
じゃ、ここの会計お願いしても良い？」
「はい！」
蒼「敬語使ったら、罰ゲームにしよっかな」
「罰ゲームって？」
蒼「んー、なんでも言うこと聞く」
「何でも？」
蒼「常識の範囲内での何でもね」
「分かりました！」
蒼「あ！」
「あっ、」
蒼「いいよ、今からね」
蒼「卒論とかもう終わってるんでしょ？」
「一応…」
蒼「じゃあさ、卒業祝いで、
どっか遠出しない？
泊まりでもいいし」
「泊まり？」
蒼「泊まりなら、Aちゃんのお母さんにご挨拶しないとね」
「泊まりかぁ、」
蒼「嫌？」
「嫌じゃないけど…」
蒼「けど？」
「なんか、」
蒼「今日さ、うち来ない？」
「え？」
蒼「…都合悪い？」
「悪くない、ですけど…」
蒼「ですけど？？」
ってふざけて言うから
敬語使ってしまった事に気付かされた
グアムで、付き合う前に一度。
それから何度かデートしてるけど、
キス以上はなかった私達。
きっと、家に行くってそう言う事だよね。
「蒼さんち、お邪魔しようかな…」
蒼「じゃあ、行こっか」
途中スーパーに寄って、夕飯用にしゃぶしゃぶの具材を買った。
「ここ？」
蒼「そう。」
都内のおしゃれな高級マンション
車を立体駐車場に入れて、
エントランスから乗ったエレベーター。
蒼さんが25のボタンを押した。
っていうか、私。
蒼さんの事何も知らないで付き合ってるんだなって…
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 978人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
みぃまん(プロフ) - ゆなさん» ありがとうございます！ 久々のインフルにヘロヘロでした(-_-)zzz 移行しましたので、引き続きよろしくお願い致します(^.^) (2019年2月2日 7時) (
レス) id: 553f8a02ae (このIDを非表示/違反報告)
ゆな(プロフ) - 休んでください！びっくりしました。無理せず休んでください！すごく楽しみではありますが、インフルの苦しみは私もかかったことがあるのでわかります泣更新してくださるだけですごく嬉しいので、体調悪い時は無理しないで下さいね。快復されたようで良かったです(^^) (2019年2月2日 4時) (レス) id: 8abb1e480e (このIDを非表示/違反報告)
みぃまん(プロフ) - ゆなさん» 更新遅れましたー！ さて、この続きどうなるか… ハラハラしてもらいたいです^ ^ (2019年2月1日 23時) (レス) id: 553f8a02ae (このIDを非表示/違反報告)
ゆな(プロフ) - 蒼くんには申し訳なけど。。。これを機に裕ちゃんとよりを戻して欲しいです！ (2019年1月31日 17時) (レス) id: 8abb1e480e (このIDを非表示/違反報告)
みぃまん(プロフ) - ちかさん» ちかさん、コメントありがとうございます！ なんとか更新4日目です。 三日坊主にならずに済みましたww いつもギリギリなので、一気に更新できませんが、更新できるように頑張りますので、これからもよろしくお願いします！ (2019年1月23日 22時) (レス) id: 553f8a02ae (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：みぃまん
| 作成日時：2018年9月14日 22時
