元カレ7（yuta.t）

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蒼「どこ行くの？」


「トイレ」






って席を立てば



蒼「ほら、行くよ」




って腰を支えてくれて




……身体が密着しすぎてドキドキする







蒼「俺、こっから入れないけど大丈夫？」




「はい」





便座に座って、
冷静にさっきの事を思い出す。


完全に意識してるのは、
私も蒼さんのこと気になってるのかな

昨日ハグされてもそこまでドキドキしなかったのに、
さっきはなんでドキドキしたんだろ。






「あっ」



蒼「何？」



「待っててくれたんですか？」




蒼「こんな可愛い酔っ払い1人置いて戻れないでしょ」



「意識ちゃんとありますよ？」



蒼「それは頼もしい

じゃ戻ろっか？」




って帰りは手を繋がれる。








ギュッと握られた手
優しく引っ張って、みんなのいるベンチに戻ろうとするから


蒼「ん？」





「……ちょっと休みたいです」



私にしたら大胆な事を言ったと思う。




蒼「わかった。じゃあ付いてきて」



って握られた手は私の腰に回り、
人混みから私を守るように、移動した。








蒼「ちょっと暗いけどここならゆっくりできるかな」




日中なら、海が見えてとても綺麗な場所なんだろうけど、
街灯も少ないし、
市場の煌々と光る明かりで、なんとなく先が見えてる感じ。






蒼「もっかいAちゃんと一緒に潜りたいなー」



「私、足手まといになりますよ」



蒼「もっともっと海の中を楽しんでもらいたい」



「じゃあ、連れて行ってください」



蒼「やった。
約束ね」



夜も遅いのに、
暑いグアム。

海風が気持ちよくて、
目を瞑れば、
聞こえてくる波音に癒される






…！！



蒼「…嫌だった？」




唇に柔らかいものが触れた



「ううん…」






もう一度、さっきより長いキス







蒼「…可愛い」





蒼さんとのキスに夢中になってた




そしてそのまま、
蒼さんの泊まってるホテルまでタクシー乗って






蒼「A、いい？」




「うん//」



そのまま流れて挿れてしまう事だってできるのに、
ちゃんと聞いてくれる蒼さん。






終わった後も優しく抱きしめてくれる。

ウトウトしていると、
蒼さんの携帯が鳴った




蒼「ごめん、Aちゃんと一緒。
うん、分かった」




「大丈夫ですか？」



蒼「解散するって。
Aちゃんの荷物タカコちゃんに預けるって。

戻ってきちゃうし、ホテルまで送るわ」




「はい」



蒼「でも待った。やっぱその前に」

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