元カレ7（yuta.t）

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徹「あの頃Aと付き合ってたらどうなってたんだろ、とか考えたことあってさ。
俺多分大学とか行ってなかったんじゃねーかな、って思うわ」


「何で？」


徹「ん？なんとなく」



男「意味わかんねーわ」



ってみんなで爆笑した





女「そういえばこの間高校生と一緒に居なかった？」


「高校生？」


涼太くんかな。


女「ナンパされてたでしょ？」





男「は？高校生が女子大生ナンパとか、
そいつ、やるな」



「あー
それナンパじゃないから」


女「知り合い？」



「いや、知り合いじゃないんだけど…」



女「…え、じゃあ何？」




「ご飯一緒に食べたの」




徹「それ、ナンパじゃん」




「だからナンパじゃないんだって」




徹「じゃあなんで知らない高校生と飯食ってんの？」





「お腹すいたんだけど、
ひとりごはん苦手だから一緒に食べてくれって言うから」




男「それナンパじゃん」



「でも、割り勘して連絡先も聞かずに終わったもん」



女「ちょ、やばい人じゃない？それ」




「やばい人だったのかな？」



徹「まじ騙されやすいんだから気をつけろって。
高校生にもなって一人飯苦手とかやってけねーから」




「最初は疑ったけど、
結果楽しく食べれたから良かったかな、って」



女「結構イケメンっぽかった」



「そうかも。将来が楽しみな感じ」



女「年下か〜
いいかもね」





「え、何目線で？」




女「彼氏候補でしょ」




「えーそれはないって。」



女「年下と付き合った事ないのに
ない って決めつけるの早いっしょ」




「っていうか連絡先も知らないから、
2度と会う事ないから候補とかそれ以前の問題だって」





いつもの仲良いメンバーでカラオケ行って
年越して。



そのまま、近所の神社に初詣行って、
明るくなり始めた頃に解散して、シャワー浴びてベットに入る。



そういえば日付変わってから携帯鳴りまくってて
何通ものメッセージ。


高校のグループメッセージ。
個々でのメッセージ。



返すのも面倒くさくて…
既読もつけずに目をつぶった。






昼過ぎに目を覚ませば、
中高大の友達からのあけおめメッセージ




「え？」




裕ちゃん…





びっくりしすぎてフリーズ。





どうしよう…
なんて書いてるんだろ…

気になるけど怖い。



間違えて送ってきたの？
酔ってたとか？


…もしかして、裕ちゃんの携帯から彼女が送ってきた…？

今更私に何の用だろう…







…最悪の年明けだ

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