元カレ7（yuta.t）

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すぐに離れようともがいても全然ダメ。
高校生男子の力に敵うわけない




涼太くんが小刻みに震えているのが分かって、私も抵抗するのをやめた







あんな強気なくせに、
本当は内心ビビってる。





「んっ//」



気付けば受け入れて私からもしていた






服の上から胸を触られて、

手と唇から伝わる緊張が
不思議と愛おしくて母性本能を掻き立たされる




私の胸を覆う大きな手にそっと手を添えれば
変に力が入っちゃって動かなくなる



その手を誘導してあげれば




涼「…いいの？」





「聞かないで」









でもここは外。


これ以上は無理だから。


…良かったのかもしれない。






涼「俺、本気だから」




「本気って？」





涼「受験終わったらちゃんと伝えにくるから」




「…うん」






涼「…ぶっちゃけていい？」




「なに？」





涼「すげー緊張して脇汗ヤベェ」




「汗かいてるもんね」



ってうっすら光るおでこ。


涼「めっちゃ、柔らかかった…」




「なに言ってんの」




涼「いや、だって、俺、貧乳しか触った事ないし」




「私も巨乳じゃないんだけど」



涼「いや、まじ理想の大きさ」




…それ、裕ちゃんにも言われたことあったっけ。






涼「もっかい触らせて」




「嫌だ」




涼「ちょっとだけ」




「ダメ」




涼「ガチで触りたい」



「じゃあ、次のテストで1位になったら、好きなだけ触らせてあげる」



涼「マジ？」




「うん」



涼「マジモチベ半端ないわ」




後ろから触りたいとか寄せたいとか
モテるとはいえまだまだ高校生なんだな、って





正直、数時間前まで底辺にいたのに、
今笑えてる自分がいるのは涼太くんのおかげなんだよね





「遅いし帰ろう」






涼「いつでも連絡して」



「ありがとう」





熱めにお風呂を沸かして、
全身の力を抜いていく。


お風呂入りながらふと…
いけないことした気がして罪悪感




相手は高校生。
しかも家庭教師の生徒

なおかつ、元彼の弟


でもあの時涼太くんが居なければ…
私はどうなっていたんだろうって思うと怖かった。






翌日、涼太くんの家で勉強の予定だったけど、
急遽都立図書館でやることになった。


涼太くんから連絡が来て、すんなり受け入れたけど、
色々気を遣わせてるのかも。




「ごめん、お待たせ」



涼「別に、待ってないし」




ん？


「どうしたの？」




涼「別に。
座れば？」




明らかに違うじゃん

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