元カレ7（yuta.t）

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宮田さんオススメの韓国料理屋さん。


未成年の涼太君がいるから、みんなソフドリで。


3人で料理シェアしながら食べようって、
宮田さんがたくさん頼んでくれた



宮「玉と会えてないでしょ？」


「…はい、今忙しいんですか？」


宮「もしかして連絡もとってない？」


「…私からもしてないんですけど」



宮「いや、俺も全然会ってないんだよね。
週1でレギュラーの撮影はあるんだけど
終わったらすぐ別の現場行っちゃうし」



涼「ドラマっすか？」




宮「ドラマもだし、まだ非公開だけど実は映画の撮影も始まってんの」



「そうだったんですね」




宮「落ち着くまで少し時間かかるかも。」




「そうなんですねー」




宮「多分Aちゃんだから安心して
ちょっと甘えて連絡後回しにしてるんだと思うんだよね」


「…そうですかね」



宮「今、玉に写メ送ってみよっか？」


「え？」



宮「可愛い彼女がこんなにも寂しがってるのにほっとけないでしょ〜」



って宮田さんは私の隣に来て、携帯を涼太君に預けて、2ショット写真を撮ってもらって即



宮「送信完了〜」

って満面の笑みで



涼「速攻で電話来そう」



宮「既読ついた」



涼「早っ」



宮「『お前なにしてんの？』って返事きた。」


「…」


宮「電話こないってことは電話できない状況なのかも」


涼「既読無視しときます？」



宮「『無視すんな。答えろ』だって。
やばい、めちゃキレてる」




涼「じゃあ、ここ2人撮って送ります？」



って宮田さんと涼太くんのツーショットも送れば





宮「『終わったら電話するから絶対でろよ』ってきた。
ほんと相変わらずなんだから〜」



とか言いながら、
私は内心ドキドキしてる。






宮「俺に電話する余裕あるならAちゃんにすればいいのにね」



なんて、言いながら箸で次から次へと口に食べ物を運ぶ宮田さん





涼「俺だったらこんな可愛い彼女居たら、そんなほっとけないっすけどね」



宮「だよね、俺もだわ。
でも、玉なりに何か考えてると思うんだよね。
もうちょっと待ってあげて欲しいな」




宮田さんに励まされて少し自信が持てたのに
あっという間に自信が崩れたのは、
3人でご飯食べに言った翌週の出来事






とある週刊誌に載ったのは裕ちゃんとモデルのドライブデートの記事だった。







頭真っ白になって、
何が起こったのかも分からなくて一人パニックだった私に1番に連絡をくれたのは萌さんだった。

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