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玉「いきなり何?
さっきの話じゃなくて?」




「ずっと会えなくて、
連絡も取り合えなくて…


仕事だから仕方ないのに、
そんなの今に始まったことじゃないし、覚悟できてると思ってたのに


全然できてなかった。

本当は会いたくて、
声聞きたくて、
おはようって言いたかったのに、返事来ないかもって思ったらできなくて…


今、私以外の女の子とお仕事してるんだと思ったらメソメソしたりイライラしたり、、



会いたいとか言っちゃったから裕ちゃん帰りはやめてくれて、、

気使わせちゃってるもん。
裕ちゃんのそばにいる資格ないなって」




私が話してることを、

うん。うん。って急かすことなくちゃんと聞いてくれた






玉「…今俺すげー嬉しい」



「え?」





玉「Aに沢山我慢させてる事もわかってた。

でも、いつも俺のことばかり気にかけてくれて、全然ワガママ言わないし、俺こそ気使わせて無理させてるなって思ってたから

今日はAの本音が聞けて、安心した
もうね、めっちゃ好き。

超好き。


もうね、可愛くて仕方ない」




「ふふっ」



玉「スタバ飲みたい?」




「いらない」



玉「我慢してない?」





「本当にいらない」




玉「肩車してあげよっか?」





「抱っこでいい」



玉「他には?
何してほしい?」




「もう十分だよ。
今日沢山ワガママ言っちゃったもん」




玉「こんなのワガママのうちに入らないわ

もっと凄いのくるかと思った」





「…一つ、聞いてもいい?」




裕ちゃんの首にしがみついて、
顔を見えないようにした


玉「何?」





「裕ちゃん、実家出るの?」





玉「あー、そんな話事務所からされたけど、
まだ決めてない」



「ふーん」


玉「…もしかしてそれ、気にしてた?」




身体を剥がそうとするから、
ぎゅっと首に腕を巻きつけた



「…」





玉「気にしてたんだ。

でも、隠してたわけじゃないし、
A言わなくて良いって思ってたわけじゃないよ

そんな話事務所からされて、こんな話されたって親に話しただけで、
するかしないかも決めてないし、
迷ってるって言うか、


したいときはいつでもできる状況ってだけでさ、
俺、一人とか無理だと思うし、
今なんかいっぱいいっぱいで、
それに身の回りの事絶対出来ない。

ってか俺、洗濯とかしたことないし…



取り敢えずこの仕事が終わったらAに相談しようと思ってた」




「…私に相談?」



玉「うん。何で?」

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ラベンダー畑(プロフ) - 初めて コメします! 玉森くんと 主人公のやりとり 微笑ましく 読んでいましたが ふと これだけ インターネットが 普及し 文〇砲とかが ある時代 いつ バレるのかと 違う意味で ドキドキ しながら 更新 楽しみに してます! (2018年6月19日 23時) (レス) id: 96566dd837 (このIDを非表示/違反報告)
みぃまん(プロフ) - さくらさん» コメントありがとうございます! ずっと読んで下さってますよね^ ^ 嬉しい限りです!! (2018年4月29日 19時) (レス) id: 553f8a02ae (このIDを非表示/違反報告)
さくら(プロフ) - もうめちゃくちゃ更新を楽しみにしています!! (2018年4月28日 0時) (レス) id: a30f250186 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:みぃまん | 作成日時:2018年4月14日 4時

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