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裕ちゃんが運転する車の後部座席に乗り込んだ。
都内を走る車。
私は後ろの席で
「お腹すいたー」
玉「はいはい」
「喉乾いた〜」
玉「わかったから」
「スタバがいい〜」
玉「分かりました〜」
ワガママ言い放題
そんな私のワガママを笑って許してくれて、
スタバに買いに走ってくれる。
「裕ちゃんチューして」
玉「運転中なんですけど」
「今して欲しいんだもん」
玉「そんな無茶振り通ると思う？」
「なんでも言うこと聞いてくれるって言ったの裕ちゃんなのに？」
玉「そうだったわ」
って車を左に停車して助手席に腕回して、身を乗り出してきた裕ちゃん
玉「おいで」
信号待ちでキスしてくれた。
玉「甘っ」
「キャラメル味のキスは嫌？」
玉「嫌いじゃない。
ほら、お姫様、他には？」
「もう満足」
玉「じゃ、行きますよ〜」
高速に乗って、着いたのは、
「ここどこ？」
玉「まぁ、いいから着いて来て」
って車を降りた。
だいぶ車でも登って来たよね。
そこからさらに30分くらい上り坂を上がっていけば
「すごい」
玉「すごいっしょ？」
景色は、
大都会ではないけど、
そこまで田舎でもない。
東京23区ではないけど東京で、
玉「俺ここ好きなんだよねー」
「いいね。なんか地図見てるみたい」
玉「しかも、ここ人全然来ないんだよね」
「裕ちゃんこんなところよく知ってるね？」
玉「撮影で来たことあってさ、
来週放送されるから、そしたらもう来れなくなるからその前に連れて来たかった。」
手を繋がれて
玉「俺さ、もっともっと頑張るわ」
私の手を握るチカラが強くて、
それ以上に強く握り返した。
玉「頑張って、頑張って…
養えるくらい稼ぐから」
「…待ってていいの？」
玉「待っててほしい。」
「考えとく」
思い切り繋いだ手を握れば
玉「いってぇ、
折れるかと思った」
「抱っこして」
玉「いいよ」
クビに腕を巻きつければ、
ひょいと持ち上げてくれる
「重い？」
玉「全然」
「全然視界が違うな〜」
玉「見晴らし良い？」
「良すぎてちょっと怖い」
玉「降りる？」
「…裕ちゃん」
玉「何？」
「ごめんね」
玉「もう謝らなくて良いって」
「そうじゃない。
私、アイドル、玉森裕太を好きでいる資格なかった。」
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ラベンダー畑(プロフ) - 初めて コメします！ 玉森くんと 主人公のやりとり 微笑ましく 読んでいましたが ふと これだけ インターネットが 普及し 文〇砲とかが ある時代 いつ バレるのかと 違う意味で ドキドキ しながら 更新 楽しみに してます！ (2018年6月19日 23時) (
レス) id: 96566dd837 (このIDを非表示/違反報告)
みぃまん(プロフ) - さくらさん» コメントありがとうございます！ ずっと読んで下さってますよね^ ^ 嬉しい限りです！！ (2018年4月29日 19時) (レス) id: 553f8a02ae (このIDを非表示/違反報告)
さくら(プロフ) - もうめちゃくちゃ更新を楽しみにしています！！ (2018年4月28日 0時) (レス) id: a30f250186 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みぃまん
| 作成日時：2018年4月14日 4時
