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なんか、モヤモヤする。
そもそも付き合ってる訳じゃないから、私に報告する義務もないし怒れる立場じゃないのに。


…でもさ、昨日も電話したんだし決まってなくても教えて欲しかったな。



涼「ね、聞いてる?」



「え、あ、何?」




涼「…もしかして気にしちゃった?」



「別にそんなことないよ?」



って嘘をついた。


涼「決まってないから言えないんだと思うから
そんな気にしないで。
ってか、勝手に話したのバレたら俺、兄ちゃんに怒られるし」




「そんな心配しなくても分かってるよ。
それに私たち、付き合ってるわけじゃないんだもん。
全てを報告する理由ないし

私だって裕ちゃんに話してないこと沢山あるんだから」




涼「焦ったわ」



って涼太くんはホッとしてる


でも私は内心は物凄くモヤモヤしていて、
それを悟られないように必死で強がってるだけ








涼太くんには気持ちバレなかったと思う。


でもやっぱり私は裕ちゃんの口から聞きたくて、


》会いたい。
あって渡したいものもあるし


なんてメッセージを送ってた。


忙しいのは分かってる。

東京にいない事も。


やっぱりすぐには既読にならなくて、
夜中になっても返事はない。


ただ、寝る前に確認したら既読はついていた





返事くらいしてくれたっていいじゃん。

私の機嫌は最高に悪い。


朝を迎え、
その日の夜になっても裕ちゃんからの返事はなし。


完全にスルーされたってわけ。




私のモヤモヤは増える一方で
でも涼太くんの前では悟られないように、忘れたふり。



これも結構キツイんだよね。
ここに居ると、嫌でも裕ちゃんの事思い出しちゃうんだもん。









お風呂出てすぐに携帯が鳴った。


着信元は 裕ちゃん


だけど私は今着信画面を見つめてるだけ




本当は喜んで尻尾振っ今すぐにでも声を聞きたいけど、一回じゃ出てあげないんだから。


「切れた」



本当はすぐにでも掛け直したいけど、
今の私は最高に最悪にへそ曲がりだから

次の着信を待つ

約5分後、



「遅いし」




この5分がめっちゃ長かった。







「もしもし?」


玉「あ、A?」


「うん、何?」



本当は嬉しいけど、
私の声は塩対応




玉「あ、ごめん忙しかった?」


「ううん。
別に平気だけど」





トゲのある言い方







玉「本当は明日帰る予定だったんだけど、
マネージャーに無理行って東京帰ってきた。
今タクシー乗ってるんだけど、ちょっと行ってもいい?」

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ラベンダー畑(プロフ) - 初めて コメします! 玉森くんと 主人公のやりとり 微笑ましく 読んでいましたが ふと これだけ インターネットが 普及し 文〇砲とかが ある時代 いつ バレるのかと 違う意味で ドキドキ しながら 更新 楽しみに してます! (2018年6月19日 23時) (レス) id: 96566dd837 (このIDを非表示/違反報告)
みぃまん(プロフ) - さくらさん» コメントありがとうございます! ずっと読んで下さってますよね^ ^ 嬉しい限りです!! (2018年4月29日 19時) (レス) id: 553f8a02ae (このIDを非表示/違反報告)
さくら(プロフ) - もうめちゃくちゃ更新を楽しみにしています!! (2018年4月28日 0時) (レス) id: a30f250186 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:みぃまん | 作成日時:2018年4月14日 4時

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