元カレ（yuta.t）

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玉「あー、マジでヤバい」



「もう、終わりにしよ」




本当このままココでシてしまう勢いだったから


膝から降りた。



玉「明日ね」




玉森くんの背中を見送った。









翌週、
いつもの電車がホームに到着した。



玉森くんはきっと寝坊かなー
いつもの場所に居ないし、連絡もない。

昨日仕事だったから、起きれなかったのかもな。

そう思って1人で電車に乗り込むと、
乗り込んだ車両に乗ってたのは健だった





健「おはよ、いつもこの時間？」


「んー結構適当だけど」



直感で、ちょっとだけ嘘ついた。





学校の最寄駅について、
健と一緒に学校までの道のりを歩いてると、

私たちの先に玉森くんの姿があって、
隣には…

先輩かな。

可愛くてスタイル良い女の子がいた





その姿を見てから
健の話が耳に入ってこなくなって


わざとゆっくり歩いて玉森くんたちと少し距離を置く。






だけど、、、

混み合ってる昇降口で鉢合わせてしまった



「お、おはよ」


完全に私、顔引きつってる




玉「うん」



あー、今ホント泣きそう。



そのまま玉森くんは先輩と上に上がって行っちゃったし。



今無理。
これ以上玉森くんの顔見たら涙溢れてくる







健「A？」


「ごめん、体調悪いから帰るね」


健「え？マジ？


とりあえず保健室…」



保健室…そっか。

怠いし、
目眩もしてる気がするし。





少し休ませてもらおうと思って、、
保健室に入ると、先生は留守で、

甲斐甲斐しく世話をしてくれたのは健。



健「夏バテかな。

熱はなさそうだけど」

ってベットに横になると何の抵抗もなく私の額に手を乗せて、熱さを確認してうちわで扇いでくれる。



その優しさがすごく辛くて
忘れてた涙が溢れてくる。



健「え？そんな辛い？
ちょっと保健の先生呼んでくるわ」




って保健室を出て行く健と同時に
朝のHRが始まるチャイムが鳴る




てっきり寝坊してたと思ってたのに、
私より先に歩いてるって、、

何で？意味がわかんないよ









保健の先生と健が戻ってきて、

とりあえず健は教室に、って帰され
保健室では先生と2人きり




保「生理？」


「違う」



保「何かあった？」


「…」


保「サボったんだ？」



「サボりたくてサボったんじゃないもん」



保「はいはい。
で、さっきの男子は彼氏？」



「違います」



保「ま、そういう時もあるよね」


って、いつも保健の先生はこうやって味方してくれる。

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