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授業が終わると


玉「A一緒に帰ろ」


って。
みんな地元が近いの知ってるから
誰もなにも疑いもせずに

じゃあねー
また明日ねー
おつかれー


教室を後にした。






「歩くの早くない?」

玉「え?速攻って言ったじゃん」



昇降口まで私ほぼ小走りなんだけど。


上履きとローファーを履き替えたとき


健「A!」



「あ、お疲れ」



健「何?急いでるの?」



「ん、まぁね。」



振り向けば玉森くんは少し先を歩いてて


健「駅まで一緒に帰ろ」



「あ、うん、でも」


健「急いでるなら俺も走るし」



「いや、走りはしないけどさ。」



気になるのは玉森くんの後ろ姿で。




健「そんな急いで、
バイト?」


「いや、約束あってさ」



健「へぇ、彼氏?」



「まぁ、そんな所」



駅まで早歩きで歩いて玉森くんには追いつく所なんだけど
健も付いてくるし…



そういえば地元同じ方面だから電車も同じじゃん。





結局、
玉森くんとは隣の車両で、
私は自分の最寄り駅まで健と一緒だった





ホームに降りてすぐに玉森くんにメッセージ。



》ごめん、一回降りたから


玉》駅で待ってる




あー、もうご機嫌絶対斜めパターンじゃない?

次に来た電車に乗り込んで、一駅がものすごく長く感じる



駅について電話すると、

玉「後ろ」


「え?」


ホームの一番先頭で待っててくれた




「ごめん」


玉「俺と一緒って言えばいいのに」



「…言えないよ。
だって彼氏に会いに行くって言っちゃったんだもん」




駅から玉森くんの運転する自転車の後ろに乗った




玉「ね、大丈夫なの?」



「ん?」


玉「生理…なんでしょ?」


「もう終わりかけだから、多分平気だと思うけど、汚しちゃうかも」




それだけが気がかり




玉森くんの家についた。

玉森くんの言う通り、お母さんも弟も留守で


言葉通り速攻って部屋に連れて行かれる



エアコンのスイッチ入れて、
カーテンを閉めれば



髪を束ねる私の事を捕まえに来た




「待って待って、髪くらい結ばせて」


私が話す唇の動きを止めて
いきなり深いキス。




玉「時間かけれないかも」



「うん」



いつ帰って来ちゃうか分からないもんね。



ベットに寝かされて、
私の上にいる玉森くん。


至近距離に顔があって、
おでこコツンとあてて、鼻も当たったり離れたり







玉「大好きだよ」






フニャっと含み笑いをして

玉森くんの手は私のワイシャツを脱がしにかかった

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みぃまん(プロフ) - ラベンダー畑さん» コメントありがとうございます^ ^ 正直頭の中でどんな結末にしようか悩んでるところですが、、、これからもお付き合いくださいませ(^^) (2017年8月18日 20時) (レス) id: 553f8a02ae (このIDを非表示/違反報告)
ラベンダー畑(プロフ) - 題名が 元カレと いう所が 超気になりますね ってことは ・・・ですかね? 目撃された玉ちゃん 今後が 気になります (2017年8月17日 22時) (レス) id: 96566dd837 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:みぃまん | 作成日時:2017年6月30日 23時

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