検索窓
今日:4 hit、昨日:7 hit、合計:461,811 hit

34 ページ34

玉「どんな心配?」



「男親っぽい心配。
一応。私もひとり娘だしね」



本当は、お酒で完全に酔っ払ってしまってからは
玉森くんが売れて、有名になったらって心配を凄くしてた。

有名になるために、デビューできるように頑張ってる玉森くんを応援したい気持ちもある反面、
有名になったら、今のまま私と付き合っていられるのか。
普通にデートとかできるのか、

私が辛い思いをするんじゃないかって言うのを永遠お母さんに話してた。



私も考えなかったわけじゃない。
ずっと頭のどこかでは考えてたけど、、、

玉森くんと一緒にいると楽しいし、幸せだし。
先のことをウジウジ考えてるくらいなら今が楽しければ良いと思うようにしてたから。









玉「俺、絶対Aとは別れないと思うわ」



「何?急に」


玉「こんなに好きになって、
別れるのとか想像できない。
俺らが別れる理由って絶対ないじゃん。


多分そうなったら、体の一部を失ったような感覚になるんじゃない?」




なんて、勝手に私のお弁当のおかずをつまみながら話す玉森くん。





玉「ね、今日バイト休みだよね?」



「うん」



玉「じゃあ、どっか行こ?
買い物とか行く?

映画何かやってたっけ?」



スマホで上映スケジュール見て微妙だって言いながら、でも楽しそうで、やっぱり私も楽しい。








放課後、私たちは行くところが決まらずとりあえずアイスクリームを買って食べ歩きしながらフラフラ彷徨ってる。


「うち行く?」



玉「え?」


「暇だし」



玉「…いいの?」



「DVD借りてから帰ろ?」



新作のミステリー系の邦画を借りて家に帰ってきた。



リビングにあるソファに2人並んで座って
脇にはスナック菓子をスタンバイ




DVDをレコーダーにセットして

玉「ね、お母さん帰ってこないの?」



「そのうち帰って来るんじゃない?」


今日…仕事休みって言ってたし。



予告が流れた時に



玉「ほら、キスしてる」



恋愛系の映画の予告を見て、同じようにキスされる。


「もっかい」



おねだりするとすぐにしてくれる


なんか…
映画どころじゃなくて、

今はイチャイチャしてたい気分で、




「部屋行く?」



玉「そうしよ」




DVD停止して、
私の部屋に移動して


キスの続き。








玉「ダイスキ」




ベットに寝かされて
優しくキスしてくれて


ふわふわしてる中で、


リビングで鳴ってる私の携帯





玉「…A、電話じゃない?」

35→←33



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (474 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
1587人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

みぃまん(プロフ) - ラベンダー畑さん» コメントありがとうございます^ ^ 正直頭の中でどんな結末にしようか悩んでるところですが、、、これからもお付き合いくださいませ(^^) (2017年8月18日 20時) (レス) id: 553f8a02ae (このIDを非表示/違反報告)
ラベンダー畑(プロフ) - 題名が 元カレと いう所が 超気になりますね ってことは ・・・ですかね? 目撃された玉ちゃん 今後が 気になります (2017年8月17日 22時) (レス) id: 96566dd837 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:みぃまん | 作成日時:2017年6月30日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。