運命感じちゃった5（yuta.t）

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裕太くんは
耳と首を真っ赤にして



玉「犬でよかったかも」

って。

人懐っこい子犬が勝手に私の懐に入り、
懐いて、私にとってなくてはならない存在になったんだよね。



そんな可愛い私の犬をぎゅっと抱きしめる



「犬って言ってごめんね」

玉「俺のこと欲しくなった？」



「ううん、眠い」


玉「マジか。」


がっくり肩を落とすも、
寝よっか、ってベットに一緒に入ってくれる。


…本当、今日の疲れは尋常じゃないのかも。
普段使わない頭使ったしね。


優しく頭撫でてくれて、それが本当に気持ちよかった




朝、



「もー///」


Tシャツに頭突っ込んで、
膨らみに吸い付く裕太くん



「朝からやだ」


玉「俺昨日我慢したもん」


って本当寝起きの力入らない時に、
抵抗できないの知ってるから、起きたと同時に握られた両手は頭の両サイドで固定されてる。




玉「このゴム使いたい」





昨日買ったやつ。









結局２つ使っちゃった。









玉「0.01の差ってマジヤバイ」


うん、なんかわかるかも。
うまく伝えられないけど、
良かったから///



次からこれにしよー
って箱を手に取った裕太くん


「今日って仕事何時から？」


昼過ぎにラジオだけ、って。

私も今日は休みだから、部屋でダラダラかなーと思ったら


玉「デートしよっか？」



って言い出すからびっくりする。


玉「本当はなー、一緒に買い物とか行きたいけど…」



ってボソッと言ったの聞き逃さなかったよ？






「午後から仕事なら、急がないとね？」



用意して車に乗り込んだ。


着いたのは
地下駐車場



玉「とうちゃーく！降りて？」

「え？大丈夫？」



玉「うん。」


裕太くんは地下駐車場に車を止めて、
エレベーターホールに向かって歩き出したから、
私も少し距離を開けて着いていく。





エレベーターに2人きりになると



玉「キスしよっか？」

なんて大胆な発言してくるから

びっくりする



「え？しないって、」

玉「なんで？俺したいんだけど」



いやいや、いくら密室だからって…
ダメでしょ。


って思ってるそばから

ちゅっと重なった唇。




玉「やばいな」




すぐに目的地階に着いちゃって、

しれーっと顔して降りちゃうし。



そのまま着いて降りると…



え？



映画館？



平日の午前中。
人もほとんどいなくて、
裕太くんは機械でチケットを発券して、スタスタ入場していくし。


ちょっとまだ、状況つかめないんですけど！！

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