運命感じちゃった5（yuta.t）

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Aside



裕太君がちょこちょこ連絡くれる中、
職場はちょっと人手不足気味。


先輩が妊娠して、つわりで思うように動けなかったり、
お母さんが体調崩して、しばらくお休みする先輩が居たりで、
休みも休みじゃなくなったりするから友達と全然約束できなくて。


家と職場の往復で変わり映えのしない毎日に、たまに裕太君が遊びに来てくれる。



すごい楽しくて、息抜きになってる。




全然飲みに行けてない、って話ししたら飲もっていってくれて約束した。
だけど、2人では外に飲みに行けないからうちで思う存分飲もう、って。



今日は仕事終わったら直ぐに来てくれるって言うからつまみになりそうなもの作ってると
両手いっぱいにアルコールを持ってきてくれた




シャワー浴びて、我慢できなかったのは私。

キッチンでとりあえず乾杯

やっぱり1人で飲むビールと、誰かと一緒に飲むビール。
同じビールなのに全然違う。



シャンパン開けた時、裕太君ソファにもたれて寝ちゃったし。


ブランケットかけてあげる。

可愛い顔して寝てる裕太君は赤ちゃんみたい。


とりあえずテーブルの上を片付けて、携帯ゲームして。



「1人じゃつまんないよー」



寝てる裕太君の頬をツンツンしてみるも全く起きないし


寝顔とか写メ撮ったりして…



フォルダのアルバムの中には沢山の裕太君との写真。
2人で撮ったのは付き合ってる時ので、

楽しかったなー、なんて思い出したりして。



陽も落ちて、電気をつけて買ってきてくれたワインを1人で飲みながら携帯ゲームも飽きてきた頃、裕太君がモゾモゾ動き出したから裕太君の足をつついてみると、目があった



「おはよ」



声かけるとびっくりした顔してるけど、眠そうな顔して笑いかけてくれる。



この顔好きだったなー


なんて思いながら、小腹すいたからお寿司頼んだ。


この間、ちょっと高いけど、ランクが一番上の日本酒買ったんだよね。

それが飲みたいからお寿司のリクエスト







お腹もいっぱいだし、だんだん眠たくなってきて…






気づいた時には朝。




「……えっ？」

私また記憶なくした？


私のベットの上に居るのは裕太君で…

私にゆるーく腕を回して寝てる


近すぎて顔は分からないけど、間違いなく裕太君。

それくらい近い位置。




移行します。

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