運命感じちゃった5（yuta.t）

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玉「ん、まぁ。」


北「悪かったな」


玉「なんでミツが謝んの？」


北「…俺が演出担当した訳だし」


玉「俺の立ち位置をミスったのと、火薬の問題でしょ」


北「…うん」


玉「ってか、俺、ミツに言わなきゃいけない事あるんだわ…」


北「…ちょっと待って。」


ってしばらくしたら控室のドアがノックされ、
ミツが鍵を開けると、太田さん。


北「大丈夫？」

太「すぐ戻らなきゃだけど。」



2人が揃ったところで


ミツに促されて口を開いた。


「Aを傷付けた…。


スタイリストの菅原さん知ってるよね？
あの人と…」



北「…バカか…」


太「まさかの同業かよ…」

「…信じられないと思うけど、ヤってねぇから。

いや、マジでそのつもりで、連れて帰ったけど、やっぱり無理で。

けどAに鉢合わせて…」


北「知ってるわ。

Aちゃん帰れなくて、太田さんに連絡してきて、俺らが迎えに行ったから。」


太「Aは？
未遂だって信じた？」

玉「うん…」


太「あいつらしい」


玉「…でも、フラれた。」


北「…まぁ、Aちゃんてそういう子だわ」


太「俺、あれからAと飯行って、
あいつなりに色々葛藤があるみたいでさ。」

玉「…全部俺が悪いから、、

信用取り戻せるように頑張ってるつもりなんだわ、」


太「分かってると思うけど、Aだから。」


玉「それは重々分かってるつもり。



2人にま迷惑かけて…
すいませんでした」



太田さん、呼ばれて控室出て行って、ミツと2人の控室。

北「Aちゃんて、結構年の差気にしてない？

ここだけの話、すげー飲んであんな酔ったAちゃん初めて見たんだけど、Aちゃんは玉から、めっちゃ苦しんで離れたと思うわ。」


玉「俺、別れたくないって言ったんだけど」


北「別れたくないけど、許せないんだって。
玉の事が許せないんじゃなくて、自分自身を許せないんじゃないかな」



玉「……」


北「なんとなくわかるわ。
けど、Aちゃんは絶対今も玉の事が好きだと思うわ。
でも、お前は他の女と連絡してんだろ？」

玉「は？してねーから」

北「さっき二階堂に突っ込まれてたじゃん」

玉「いや、Aだから」


北「Aちゃんなの？
連絡とってんの？」


玉「取ってるわけじゃないけど…
怪我をSNSで知ったみたいで心配して連絡くれた」



北「…なんだ。
戻るのも時間の問題じゃね？」



…Aだからね…
時間はすげーかかると思う

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