運命感じちゃった5（yuta.t）

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一人、ベットの上でボーッと。


何にも考えられないし、何にもしたくなくて、ただただ時計の針が進んでいく。



気付いたら何にもしないで1日が終わった。




それから数日後


SNSで裕太君が怪我をしたって流れてきた。


大丈夫かな。
心配で居られなくて、LINEを入れた



》お疲れ様。
SNS見たの。
大丈夫？




すぐに既読にならなくて、翌朝起きると入ってた返信



玉》大丈夫だよ
心配してくれてありがとう。


》よかった。
顔って見たからスッゴイ心配したよ



玉》でも傷残りそう。
正直凹むわ




そうだよね。
顔に傷が残るとなると誰だってショック






裕太君の休みと私の休みが被った日、
ご飯食べに行こうって誘われた。

裕太君と二人でご飯とか…ダメでしょ。




》二人は無理だよ


玉》誰か誘えばご飯一緒に行ってくれる？


………


返信できないでいると



玉》とりあえず迎えに行っていい？


白昼堂々二人で出歩くわけにも行かないし、
本当、どうしよう…





１時間後ついたよ、って電話で下に降りると、左に寄って停車してる車




車に駆け寄る前に、車内から出てきてくれた裕太くんの顔には
5センチ強の絆創膏がはってあった


「大丈夫？」


玉「ちょっと大袈裟でしょ？
でも傷にはキズパワーパッドなんだって。」

ってクシャッと笑う裕太くんはすぐに顔を顰めてやっぱり痛いみたいで、可哀想


玉「ご飯食べいこ？」


「…どこに？」


玉「んー、何がいい？」


「…やっぱり2人は困るから。。

うちで何か食べよ？」



玉「部屋…いいの？」


「うん。」


コインパーキングに車を止めに行った裕太くんと、
先に部屋に戻ってきた私。

すぐにインターフォンが鳴って…





しばらくすると


玉「お邪魔します」


「どうぞ。」



なんだか少し緊張してる。



玉「…座っていい？」


ビーズクッションを指差した裕太くん



いちいち聞かなくていいよ？
好きなようにしていいのに


「好きなところ座って？

ご飯何、食べたい？」


玉「…んーサラダうどんも食べたいし、
オムライスも。
ハンバーグもいいな」


「お子様メニューみたいだね」


玉「じゃあ、Aが作ったカツ煮がいい」


また渋いところ。


「カツ煮はカツが無いから却下ね。

ね、キャベツあるの。
一緒にお好み焼き、やらない？」


玉「お好み焼きいいね！」



そっから2人でキッチンで準備を始めた。





玉「キャベツ千切り？」


「できる？」


玉「できるって」

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