同級生9（yuta.t）

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幹太のオムツを替えて授乳してる最中に目覚ましが鳴る。


枕元で大音量にも関わらずビクともしない裕太。

幹太は飲みながら目覚ましの大音量が、気になって集中出来なくて…

何度も何度も口を離すから、
抱きかかえて飲ませたまま目覚ましを止めてベッドに腰掛けた。


「裕太？起きて！」

揺らすも全然起きないし

「ねぇ！シャワー入るんでしょ？」

その声に

裕「んーー」って伸びをして
ベッドに座る私の腰にまとわりついて

裕「幹太ーおはよー」

ってモグモグ動いてる幹太のほっぺたツンツンしてる。


「昨日11時くらいに飲んでから、これがはじめてなんだよ？」

裕「夜中起きてないの？」

「嘘！凄くない？
おかげで久々寝たーって感じだったの」

裕「幹太すごいじゃん」

ってもう今にも食べちゃうくらいに溺愛してるんだけど、
飲んでる最中だから幹太はただ唸ってる。



「裕太！時間！」


時計を見たら15分も経ってて慌てて飛び起きて身支度して。

なかなか幹太も飲み終わらないから、
飲ませたまま朝食作り


パン焼いて、
冷蔵庫からバターとジャムと牛乳と…


「裕太ごめんね、卵焼けなかった」

さすがに火は幹太がいるから使えない


裕「大丈夫。時間ないし、ありがと」


髪の毛スタイリングしながら
鏡ごしの会話。

幹太もようやく飲み終えて、って言うか
バタバタして落ち着かなかったんだよね。


ベッドに寝かして、
今日はゴミの日！

急いでまとめて



裕「A〜！
俺のもう一つの時計どこー？」

「ごめん、こっちだ！」


ソーラーだから、箱じゃなくて、明るい所に移動してたんだよね。


時計して、ジャケット羽織って、玄関で靴履いて


裕「ゴミは？」

「今日はまとめてないから、いいや。」

裕「ん、じゃあ行ってきます」

って腰をグッと引き寄せられて
触れるだけのキスをして


慌ただしく家を出て行った裕太。





裕太が出勤したからって私はゆっくりする間もなく、
幹太がご機嫌なうちに朝の仕事をしてく。


食パンかじりながら、
洗濯回して、ゴミをまとめて。

今日は天気がいいから洗いたいものも沢山あって3回は洗濯回したいしなー、

って頭の中でスケジュールをたてる。


シンクも綺麗に片付けて、
身支度もして、

幹太を連れてゴミ捨てに行くと

あー、タイミング悪かったなぁ、、



マンションの班長さんに会っちゃって…

今年の班長さんは60近いおばちゃんなんだけど、
まぁ、話が長い…

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