同級生8（yuta.t）

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着替えて出ると、休憩スペースでコーヒー牛乳飲んでる



「やっぱり化粧してこようかなー」


玉「夕飯を食べて帰るだけだし、良いんじゃね？」

って言うけど

「……やっぱしてくる……」



どこで食べるかわからないけど、やっぱり化粧くらいしないてなマズイよね。


10分後休憩スペースに行くと、マッサージチェアでマッサージされながら寝てる裕太。


その隣で飲むヨーグルト飲みながらまったりテレビみてると、次から次へと年配のご夫婦だったりファミリーのお客さんきた。


時間的にちょっと早いくらいだったから貸切で入れて凄いタイミングよかった




マッサージ終わった裕太が起きたとこで


裕「いこっか？」



お風呂を後にする。


「ワックスつけなかったの？」

裕「うん、ちょっと前髪うざいけど…


それ貸して」

持ってたクリップで前髪ガッツリ上げて なんとなーく家の方向へ向かって車を走らせた。




「……んっ」

裕「どした？」

「お腹痛かった」

裕「え？」

「痛いっていうか、違和感」

裕「シート倒して横になったら？」



おへその右あたりが今までにない違和感で不安になる。

これって痛いの？

自分の体なのにそれすらもわからなくて、怖くなる。


裕「大丈夫？まだ痛い？」

「わかんない……」

裕「泣くくらい痛いの？」

「わかんない」

裕「わかんないじゃ俺もわかんないじゃん」

「だって分かんないんだもん！」



裕太に八つ当たり。

裕太の言い方にもイライラしちゃって
違和感にも不安だし。

情緒が不安定になって

よくわからないけど涙が出てくる。




裕「すぐ帰ろ。
病院いこ。
出血とかしてないよね？」


「トイレ行って見てくる……」



近くにあった公衆トイレで確認するも、出血とかはなくて、

なんなら、今は違和感もなくて普通なんだよね。


トイレから出るとわざわざ裕太がトイレの前で待ってた



裕「どうだった？」

「出血なかった。
お腹今大丈夫。」



裕「……そっか。
取りあえず、ゆっくり帰ろ。



……ごめんな、言い方気をつけるわ」


って優しく頭ポンポンしてくれて。



分かんないけどそれにも泣けてくる



裕「ごめんごめん、


もう泣くなよ〜

俺が全部悪かったから」




裕太に優しくされるだけで泣けてきて、

ギュッて肩にしがみついたら


「……んっ」


裕「何？」



「お腹……」

違和感があるの。

裕「え？また？」




「……これってもしかして」

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