同級生7（yuta.t）

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「楽しかったなぁ」


弟「俺らもめっちゃ楽しかったし！
大人女子、話してて勉強になったな〜」

みんなのテンションは高い


弟「あのー、ミツさん、さっきの話ってマジっすか？」



宏「ん？さっきのって、なんだっけ？

あー、Aとシたってやつ？」



玉「もう掘り返すなって。
別に過去なんかどーでもいいじゃん」



弟「えー知りたかったなぁ」




宏「あはは、そんなん嘘だよ。
するわけねーじゃん。
俺らガキの頃から兄弟みたいに育ってきたんだって」


弟「びっくりしたー！
マジでさっきめっちゃ信じましたからw
演技うますぎ！」


宮田んち着いて下ろして、弟を実家に下ろして、ミツと車内3人。



「やめてよ、本当にあの日記憶なかったから……ビックリしたじゃん」



宏「わりぃ、まさかあんなみんな信じるとは思わなかったからさ」


なんて笑って言うミツ


玉「コンビニ寄っていい？」

宏「あ、俺トイレ行きたい」


実家近くのコンビニでタバコと飲み物買った。


助手席にいるA居眠りしてるし。


コンビニの灰皿で一服してると買い物し終わったミツが出てきた。



宏「わりぃ、お待たせ。
あれ、玉、タバコやめたんじゃなかった？」


本当はAと住むようになって辞めたタバコ。

今日は吸いたい気分で解禁した




玉「ミツさ、さっきの話。」


宏「ん？」


玉「がっちゃんの結婚式の日、Aとさ……」



………………。



宏「……ゴメン。」


頭を下げたミツ………………




宏「あの日……
Aさ、玉が持ち帰りされたってすげー飲んでてさ。。


そのまま……


あ、でもAは本当記憶ないんだよ
だからあいつなんも知らない。」



玉「……そっか。」




そもそも俺も悪いから、ミツだけを責められない


玉「このままAには言わないでくれないかな」



宏「……ゴメン

俺も言うつもりなかったんだけど、つい。

ってか、マジで……ごめん。」




玉「いや、俺、ミツの事責めらる立場じゃねぇから」



宏「玉さ……
優しすぎねぇ？
俺のことボコボコに殴ったっていいんだよ、


俺、それされる位の事したんだから」



玉「……」




本当は内心ボッコボコにしてやりたい。
けど、そんな事したって過去は変わらないし、Aが見たらどう思うか。




玉「なかった事にしよ。
Aはそう信じてるから。俺もそう思う。
だから、二度とこの話するな、

それとこの事はぜってー誰にも言うな。」

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