同級生7（yuta.t）

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渉の結婚式から季節は変わった





玉「もういける？」



「ちょっと待って〜〜」





今日は婚姻届を出しに行く


保証人欄には

マキの名前とみやっちの名前




この間うちに来てもらってサインしてもらったんだけど



玉「なんで自分の名前なのに間違えるんだよ」



宮「いや、マジでごめんて。

初めてだからさー」


玉「そんなん俺だって初めてだわ」



宮「すいません、、Aちゃんももう一枚記入お願いします」



玉「ってか、宮田先にサインしろ」



マ「そうだね、書いてない方がプレッシャーも少ないかもね」





健「宮田手が震えすぎw」


健永がビデオのレンズ越しに言った。




健永が生まれてくる赤ちゃん用に買ったホームビデオで一部始終を撮ってくれてる。




無事に書き終わった
みやっちとマキと裕太と自分の名前。





「休みの日にわざわざありがとね」


宮「これで晴れて夫婦だね〜

感慨深いな」


用意してた軽食でみんなで家でランチして

ワインで乾杯した




「マキ、お腹また大っきくなったよね〜〜」



マ「もうね、赤ちゃん1.5キロあるんだよ〜

性別も聞いちゃった」



宮「えっえっ、どっち？」


健「言うなよ！
お楽しみなんだから」


ってさ。



健永は生まれてからのお楽しみらしく、みんなにも内緒でマキしかしらないんだって



健「けどさー逆子なんだよ」


玉「逆子じゃダメなの？」


マ「戻らなかったら帝王切開になるんだって」


玉「帝王切開って、お腹切るってこと？」


マ「そうなんだよねー

なるべく自然がいいから体操してるけど」

ってさ。




お腹を切る……

普通に話すマキがなんだかお母さんの顔で頼もしくてビックリした




私だったら怖くて怖くて……

そんなリスクも簡単に襲ってくる……

こんなんじゃ赤ちゃん産めない気がしてきたょ




宮「ね、千さんは生まれてくるまで性別わからなかったら名前とかどうするの？」



健「両方考えてるからそこは問題ない」

ってさ。


宮「服とかは？

今は両方いけるのしか買ってないし」



用意周到。

健永らしいなって









、
、
、




「ごめーん、行こっか」



裕太と歩いて役所に向かう



玉「ね、本当に迷いない？」


「やっぱやめるって言ったら？」



玉「え？」


「嘘。
迷いないよ？
不安もない


裕太は？」



玉「俺もそう。」








婚姻届、受理して頂いて


そのまま


夫婦になった事を両家の実家へ挨拶に行く

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