同級生7（yuta.t）

329 ページ29

その時に入籍の話もした。


なのに、結局……

あーじゃないこーじゃないってなって…


どうすることにしたんだっけ？






玉「明日も早いし今日は終わりにしよっか？」



「結局なんにも決められなかったなぁ」



玉「指輪見に行くって決まったじゃん」



「どこのお店いくの？」



玉「欲しいのあるの？」



「うーん……」


指輪の事すっかり忘れてたんだもん、当たり前だよね。



玉「連れて行きたいお店はあるよ？」


この間調べたんだよね。




「じゃ、そこに行く！」



玉「ん。じゃ、寝よ」



リビング片付けて寝る支度するんだけど



玉「今日これは寝室には持ってかないのー」



式場でもらったパンフレット達


「静かに見るから〜」


ちょっと駄々っ子だけど

玉「だーめ。

今日は充電すんの」


って寝室連れてこうとすると




「今日はムリだよ？」


って。



玉「え？マジ？」



「さっきなっちゃったの」



……マジか。。


玉「早くない？」




「うん、1日早いかも」



……ハァ






「ゆうくん♪」


今日はシたかったのに……




「ん〜〜」


腕の中にすっぽり収まって


ほっぺたに吸い付くA



「ごめんね♪」


玉「Aが悪いわけじゃないじゃん」


謝ってるけど、全然思ってないでしょ




ほっぺた吸い付いてると思ったら

腕に吸い付いたり……


玉「やめて」



「もぉ！不貞腐れないの」




玉「ンッ！」


ベッドにAを押さえつけたのに



俺の真下でニッコニコして



口を�爐舛紊ァ銑瓩侶舛靴討鵑�



「はーやーくっ」






……負ける俺





笑顔でキスせがまれたら


ムリだろ。




深い深いキスをして……


今日のところは我慢。




玉「おやすみ」





「おやすみーっ」









相変わらず平日は、帰りがどうしても遅くなる。

毎日掃除、洗濯、夕飯の支度とほとんどをやってくれてる




玉「ただいまー」


……


返事がない。




今日はマキちゃんとご飯行くって言ってたけど
テレビの音も聞こえるし


電気もついてる。。



リビングに行くと……

「……わぁぁっ！！」



玉「うわっっ……


ちょ、びっくりすんじゃん」




「おかえり〜♪」


ってニコニコなA


玉「……ただいま」



キッチンに隠れておどかされて

マジ……ビビった。




玉「……なんかあった？」



「んー♪」




分かりやすいんだよね



「ご飯は？？」




玉「ごめん、用意してくれてた？」

330→←328

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す