同級生7（yuta.t）

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「ね、買い物して帰ろ？」



駅前まで歩き、

駅ナカの雑貨屋見たり、服見たり。



ドラッグストアで消耗品買って、

隣接してるスーパーで買い物して




「ちょっと買いすぎちゃったかな」



玉「いいんじゃん？
ないってコンビニ走るより、

腐るもんじゃないしストックしとけば」



「だよね！」





夕飯はビーフシチュー



お祝いでもらった圧力鍋が初めて活躍する


アプリで調べて

色々調味料と香辛料も買ってて


さっき雑貨屋で買ったエプロンして



「ね、見てみて〜どお？」



玉「かわい、めっちゃ似合ってんじゃん」


「よーし、作るよ〜」


やる気満々なA


玉「手伝う？」



「ね、ちょっとさ、アプリ読み上げて？」




作り方のアプリを読み上げると




「あ、ローリエ……買い間違えちゃった」


見るとローリエじゃなくて、バジル



玉「買ってくる？」



「うーん……面倒くさくない？

なくてもいっか？」



玉「んー、いいよ、車で行ってくるから！

ちょっと待ってて」





車で5分もないスーパーまで来て


ローリエと……

ペットボトルの飲み物何本かとAの好きなプリン買って。



ローリエ一つ買うのがなんかちょっと恥ずかしくて。



買い物して



玉「ただいまー」



「おかえり〜〜」


ってキッチンからひょっこり顔を出したA


エプロン姿
劇的に似合っててドキッとするわ。

「ありがとねー」



玉「なんかさ、葉っぱのままのと、粉末みたいなのがあってさ」


分かんなくてお店の人に聞いたんだよね



「え？そうなの？」


あ、知らなかった？w



玉「で、葉っぱらしいから葉っぱ買ってきたー」






「もうちょっと料理勉強しなきゃなーっ。」


わったーに料理教えてもらおっかなって。





そんな急ぐことないし、できなきゃできないなりにどうにでもなるし。

気負いしないでゆっくりやってけばいいんだけどな






ちょっとこだわって作ったのに……なんか、普通だねー

なんて言いながらも、二人で食べるご飯は最高にうまい。


Aが一生懸命作ってくれたしね。


「裕太食べるの早いって」


玉「だって美味しいんだもん」



いつももっとゆっくり食べなよって母親みたいなこと言ってくるんだよね。





夕飯食べて、


ビール飲みながらゆっくりDVD鑑賞

明日も休みだから時間気にしないでのんびり






こんな毎日が当たり前で、


この幸せがずっと続くものだと思ってた。

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