同級生7（yuta.t）

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土日


二人揃って連休なんてかなり久々で。


とりあえず、天気もいいから部屋の掃除兼模様替えする事に。



ベットの位置ズラして掃除機したり

それからソファの位置も移動したり。



「はースッキリ〜〜」



玉「なんか広くなった？」


「ね。広く感じる。

はぁ、お腹すいたー」



PM1時すぎてる


玉「食べ行く？」


ずっと行きたいって言ってた近所のパン屋さん


イートインがあって好きなパンとコーヒー頼んでテラス席で食べる




「なんかいいね〜〜」



玉「ん？」




「お休みが一緒でさ、こうやってまったりランチしてさ〜〜」


幸せだな〜ってニコニコしてんの。


その幸せそうな顔見れて俺も幸せ。




「ね、コーヒーお代わりしていい？」




玉「あ、買ってこよっか？」




「ううん、大丈夫」



ちょっと言ってくるね、って席を立ったA









？「あの……玉森さん？」



玉「……はい。」


えっとー
誰だっけ……

？「○○事務所の木村です」


自ら名乗ってくれた

玉「あっ……ご無沙汰してます」


木「偶然ですね、お昼休みですか？会社近いですもんね」


玉「あ、今日は休みで、、、

この辺近所なんです」




木村さんて前にうちの会社と共同で企画してた時に、半年位一緒にやってた人。





「裕太？」



玉「あ、おかえり。

あ、こちら前に一緒に仕事させてもらってた木村さん。」




木 「はじめまして」



「はじめまして」




…………



玉「じゃあ、また。

機会があればよろしくお願いします。」


木「あ、はい。

すいません、お邪魔してしまって。

では、また……。」


……


思い出した。

木村さんは同じ歳って事もあって親近感持ってくれて……


仕事が全て終わる頃、告白されたんだった。


正直、いろんな人と仕事するから顔も覚えられないし、どこで会ったかなんて忘れんだよね。




「綺麗な人だね〜」



玉「ん、そうだね」




「んはは、なんか変なのー」


玉「どこが？」



「なーんか、気まずい感じ？」



玉「別に、気まずくないから」


「ふーん。」


……久々聞いた、Aの


ふーん



言い方がめっちゃ可愛くて好きなんだけど、なんだか今はちょっと怖い


玉「何？」



視線が……



「ん？今日もかっこいいなーって見てただけ」



玉「……そう。



ってかあんま見ないで///」




「裕太ってさ…」

……な、何だよ……


「可愛いよね」

玉「は？」


可愛いって何だよ

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